筑摩選書<br> 闘う図書館―アメリカのライブラリアンシップ

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筑摩選書
闘う図書館―アメリカのライブラリアンシップ

  • 豊田 恭子【著】
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  • 筑摩書房(2022/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017581
  • NDC分類 010.253
  • Cコード C0300

出版社内容情報

トランプ政権との対立、コロナウイルスの蔓延、デジタル化の波、格差の拡大――、理念と現実の狭間で民主主義の根幹を支えるアメリカ図書館界の奮闘を活写する。

内容説明

格差の拡大に直面する現代社会において、図書館はいかなる役割を担っているのか。「無料貸本屋」と揶揄されるイメージとは異なり、移民受け入れや崩壊するコミュニティの再生、オバマケアの窓口、デジタル化の最前線と、様々な場面で民主主義の根幹を支える拠点となってきた。予算をめぐってトランプ政権と対立するなど数々の危機を乗り越え、理念と現実の狭間でもがくアメリカ図書館界の知られざる奮闘を活写する。

目次

序章 図書館がつくる民主主義
第1章 地域変革の触媒としての図書館
第2章 博物館・図書館サービス機構の誕生
第3章 インターネット時代の図書館
第4章 博物館・図書館サービス機構の発展
第5章 国と地方をつなぐ州図書館局
第6章 トランプvsアメリカ図書館

著者等紹介

豊田恭子[トヨダキョウコ]
1960年、東京都生まれ。ビジネス支援図書館推進協議会副理事長。北海学園大学非常勤講師。お茶の水女子大学卒業。出版業界紙記者を経て米国留学。シモンズ大学(ボストン)で図書館情報学修士号取得。帰国後、国際金融機関J・P・モルガンの日本支社でビジネスリソースセンターを立ち上げ、その後ゲッティ・イメージズの画像データベースやNTTデータの環境データベースの運営に関わる。2009年に札幌に移住。2022年まで広報エージェンシー、バーソン・コーン&ウルフに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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koke

9
法律や組織の建付けなど細かい部分は流し読みになりましたが、アメリカの図書館、ライブラリアンが高い志とプライドをもって取り組んでいることがよくわかりました。ネットワークを作り、成果を上げ、また成果をアピールするか、どれも難しいことだろうにいかにして達成することができたのか、細かいプロセスも書かれていますが不思議でした。2023/12/27

スターライト

7
アメリカのライブラリアンが民主主義の砦としての図書館を戦後どのようにして充実させてきたかを6章に分けて言及。博物館・図書館サービス機構(IMLS)が推進している「図書館を地域変革の触媒とするプロジェクト」の解説に始まり、連邦図書館法の成立事情とその効果、電気通信法の改正、中央と地方をつなぐ役割としての州図書館局の機能などがライブラリアンの息遣いまで伝わるような筆致で展開されていく。予算獲得のための緻密な作戦と行動など、タイトルにあるように”闘う”図書館の姿には感嘆の他はない。2023/02/20

たろーたん

5
アメリカの図書館が取り上げられているが、図書館員が料理教室やディベートの作法を教えたりしているというのにまず驚きだった。どうやら地域コミュニティの連帯や活性までやっているらしい。また図書館について語る大会もあるらしく、発表者が随所で「私たちライブラリアンは……」と言うらしい。「ライブラリアンってどういうこと?」とその熱量やスケールの違いから、ネットで調べてみたら、どうやら日本の公民館の機能が図書館にドッキングしているようだ。本を借りる場所じゃなくて、地域社会にアプローチする場所として機能しているみたい。2023/05/03

yurari

5
アメリカでは博物館・図書館サービス機構(IMLS)が1996年に創設された。IMLSは博物館・図書館に関わる連邦政策の方向性を示し、全米の図書館に資金供給をしている。また博物館・図書館を対象に直接公募事業を行い、モデル事業の育成も手掛けているとのこと。予算獲得のためには政治力が必要だが、日本にはロビイング文化が根付いていないから難しそう。しかし戦略と予算がないと有意義な施策は打てない。地方自治体に戦略策定から予算のやりくりまでを任せていては現状維持しかできないだろうな…。アメリカは進んでいる。/2023/02/05

ミガーいち

4
アメリカの図書館が日本の図書館とは違うことがわかった。星42023/02/10

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