出版社内容情報
哲学は学説ではなく、活動である! 二〇世紀最大の哲学書『論理哲学論考』を、後期の書『哲学探究』に至る思考の足取りも視野にわかりやすく読み解く入門講義。
内容説明
哲学の役割は物事を丸ごと説明するテーゼを提示することではない。ウィトゲンシュタインはぼやけた物の見方を論理的に明確化し、世界や人生のディテイルから目を逸らさぬようにと、私たちをガイドする―。二〇世紀最大の哲学書『論理哲学論考』とはどのような本なのか。独特の概念を一つずつ押さえ、難解かつ複雑に枝分かれした『論考』の議論をわかりやすく読み解くとともに、世界的な解釈論争にも分け入り、後期哲学への連続性も視野に、ウィトゲンシュタインの思考を生き生きと描き出す。
目次
第1講 『論理哲学論考』とはどのような本なのか
第2講 世界、事実、事態、対象―形而上学か端的なナンセンスか
第3講 写像理論
第4講 記号、シンボル、ナンセンス
第5講 記号言語と形而上学
第6講 言語と論理
第7講 真理操作、量化子、独我論
第8講 論理学、数学、自然科学
第9講 倫理に関わる言葉たち
第10講 ガイドとしての『論理哲学論考』
第11講 哲学は学説ではなく、活動である
著者等紹介
大谷弘[オオタニヒロシ]
1979年京都府生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻博士課程満期退学。博士(文学)。現在、東京女子大学現代教養学部准教授。専門は西洋哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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愛楊
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なの