筑摩選書<br> 民主政とポピュリズム―ヨーロッパ・アメリカ・日本の比較政治学

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筑摩選書
民主政とポピュリズム―ヨーロッパ・アメリカ・日本の比較政治学

  • 佐々木 毅【編著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 筑摩書房(2018/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480016683
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0331

出版社内容情報

ポピュリズムが台頭し、変調し始めた各国の民主政。その背景には何があるのか、どうすればいいのか? 来るべき民主政の姿を探る!

佐々木 毅[ササキ タケシ]
著・文・その他

内容説明

ポピュリズム勢力が台頭するなか、変調を来す先進各国の民主政。ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本の政党政治の「今」を、第一級の研究者が鋭く分析。来たるべき民主政のあり方を展望する。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

17
「EUは非民主的なリベラルであり、欧州ポピュリズムは非リベラルな民主政」という対立構図の言語化が秀逸。我が意を得たりである。「リベラルデモクラシー」として同一視されがちなリベラリズム(主義)とデモクラシー(政治体制)をしっかりと峻別することで一体何と何が角逐しているのかが鮮明になるという好例だ。わけても「民主主義」という定義不明な語句の多用で政治を誤魔化し続けている日本人にとって、本書は良い薬になるだろう。「ポピュリズムとは活況化した民主政」「大連立という一時力がAFDを躍進させた」など示唆に富む内容。2018/12/31

てれまこし

10
2017年は欧米の選挙で大きな地殻変動があった年で既存の大政党の後退とポピュリスト勢力の台頭。日本でも最大野党の突然の解体と新党結成があった。各国それぞれの事情があるんだが、グローバルで長期的な視野から眺めると戦後民主主義に対する反動と分極化が背景にある。さすがに政治学者だから新聞記者よりは広い視点で政治を見てる。だけど内容はかなり薄めで、書物というより新聞記事かパンフレット。半日くらいで読めるのはありがたいが物足りない。この手の概説書(?)がやたら多いのが日本の読書市場の良いとこでも悪いとこでもあるな。2024/10/29

ブルーツ・リー

4
民主主義にとって、ポピュリズムは問題だと言う。 確かにそうだろう。排外主義や差別やヘイトすら助長する思想で、人類にとって益はないように思われる。 しかし、その一方で、ポピュリズムすら「まだまし」でもあるのかも知れないとも思う。 一応、ポピュリズムであっても、民主主義の形態は保ってはいる。問題は、ポストポピュリズムの時代ではないか。 既存の政治秩序が否定され、ポピュリズムすら人々を救わないと分かった時、政治自体、民主主義自体を否定する動きが起こらないか。 そうなった時こそが、本当の意味での人類の危機だろう。2023/07/14

li1y

3
ポピュリズムは多元的価値観を否定する、つまり自分たち以外の意見を聞き入れないこと、また民主制の原則である少数保護であったりする自由主義的な部分も否定するものだとする。 現在の政治システムでは将来世代の擁護する仕組みがないとされる。自分を振り返った時に確かに自分が環境問題のことをあまり気にしないのは、今の高齢者が社会保険とかを気にしないことと同じなのかもしれないと考えると、自分自身が、次世代のことを考えていない、利己的である部分に驚き、難しさを感じると同時に、自分の弱さに失望した。2021/02/15

Jack Amano

2
2017年まで(第1次トランのプ政権誕生)の状況で、欧州、米国、そして日本における民主制とポピュリズムの問題について考察している。それぞれの国で、その背景は多少異なるものの、大きな流れとしてのポピュリスト誕生の構造的要因は理解できるかと思います。日本では、明確な形でのポピュリスト政党と言われる政党はないが、その萌芽は見られるし、政党政治の機能不全、政治に対する幻滅などから、ポピュリスト的な政党が出て力を得る危険性は十分にある。与党・野党ともに考えて行かなければならない課題は多い。2025/02/02

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