筑摩選書<br> 楽しい縮小社会―「小さな日本」でいいじゃないか

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筑摩選書
楽しい縮小社会―「小さな日本」でいいじゃないか

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480016515
  • NDC分類 304
  • Cコード C0351

出版社内容情報

少子化も先進国のマイナス成長も望ましい。持たない生活を実践する作家と、先端技術を開発してきた研究者の意外な意見の一致とは!

内容説明

「つつましい暮らしの幸せ」が、地球を、日本を救うカギ!作家と工学者、両極端な人生を歩んだ二人の刺激的な対話集。

目次

第1章 もはや成長の時代ではない
第2章 対談・縮小社会って可能なんですか?
第3章 谷根千に見る小さな暮らし
第4章 対談・エネルギーはどうしたらいいのでしょう
第5章 私流暮らしの流儀―とくに三・一一のあと
第6章 対談・人口が減ったら社会保障は困りませんか?
第7章 五輪もダウンサイジングへ
第8章 対談・セーフティネットはどこにあるのでしょう?
第9章 足るを知るダウンサイジングの方法

著者等紹介

森まゆみ[モリマユミ]
1954年東京生まれ。84年「谷中・根津・千駄木」創刊。地域史研究、文化財保存に尽力し、各新聞書評委員、文化庁文化審議会委員など歴任。日本ナショナルトラスト理事

松久寛[マツヒサヒロシ]
1947年大阪府生まれ。工学博士。京都大学名誉教授。1970年京都大学工学部卒業。72年米国ジョージア工科大学修士、76年京都大学工学研究科大学院博士課程単位取得退学。同年より京都大学で機械工学、とくに振動工学の研究に従事。2012年3月京都大学を定年退職。1973年より京都大学安全センターを設立し、公害や労働災害の支援活動に従事。2008年に縮小社会研究会を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

73
3.11以後、私は《節電》や《絆》という言葉を繰り返し耳にしました。しかし、今ではどちらの言葉も死語になったかのように聞かれなくなりました。時間の経過とともに震災時に多くの人が感じたであろう、これまでの生活スタイルや社会の在り方に関する疑問はどこへやら。この本のタイトルに使われている「縮小社会」というキーワードは、これから私たちが目指すべき社会の方向性を的確に表している言葉だと私は感じました。おそらく、そう考える私は少数派。けれども、本書はそう考える私が理論武装するための手始めとして読むには最適でした。2020/02/19

壱萬弐仟縁

44
いまは隣近所との付き合いを煩わしいと思う人が増え、なんでも直接言わず、騒音も落ち葉も区役所や都庁に電話をかけて解決してもらおうとする。そうするとやたらに公権力の力が強くなるばかりか、税金も余計にかかる。住民の中で解決できない時、権力が乗り出してくるのではないだろうか(071頁)。権力ある住民が権力に依存する傾向は強いだろう。類は友を呼ぶので。松下名誉教授は、大企業は外注、非正規労働者を増やして人件費を低減しています。 2017/10/27

おさむ

32
題名に惹かれて読んでみた。谷根千の案内人・森まゆみさんと縮小社会研究会の松久寛会長の対談。ダウンサイジング、または、シュリンク。いつのまにか成長至上主義に毒されてしまっている事に気づかされる。縮小することをポジティブに考えられるようにならないと、これからの人類は大変だ。私たちはちょうどその転換期に生きている。その意味で松久先生も推奨するベーシックインカムが、最適なオルタナティブなのかなあ。2019/06/02

みねたか@

30
東日本大震災以後、日本の電力消費は減少しているそうだ。インバウンドの狂騒を経て迎えたコロナの時代。GOTOの化けの皮がはがれれば,我々の生活レベルではダウンサイジングの準備ができてきたように感じる。先日,上席がポツリとつぶやいた「正論で話ができる。無理なことは無理と言える。いい社会になってきた。」人口は増加しない。天然資源は増えない。当たり前を受け入れば,その中でどのように生活の質を高めるかという観点で社会のあり方を考えるのが自然なことになるのだろう。2020/10/09

K1

13
発想の転換ー「小さな日本」でいいじゃないか。そろそろ開き直ってみてもいいような気がします。2020/09/30

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