出版社内容情報
神や預言者とは何か。スンナ派とシーア派はどこが違うか。ハラール認証、偶像崇拝の否定、カリフ制、原理主義……。イスラームの第一人者が、深奥を解説する。
中田 考[ナカタ コウ]
内容説明
現代世界が直面しているテロの背景には、やむを得ない実力行使の側面がある。けれど、そもそもイスラームは本当に好戦的なのか。激しい攻撃にさらされてもなお、信仰者を増やし続ける魅力はどこにあるか。イスラームを貧困と暴政に陥れた“真犯人”は誰なのか。日本人がイスラームを理解することはできるのか―。日本人研究者、信仰者としてイスラームを三〇年以上見つめてきた第一人者が、イスラームの深奥を明らかにする。異文化を知ることは、自文化を知ることである。そこに立ち現れる日本の姿とは。
目次
プロローグ 幾重もの「ヴェール」の向こうのイスラームをいかに理解するか
第1章 イスラームと現代世界
第2章 日本とイスラーム
第3章 アッラー
第4章 預言者ムハンマド
第5章 ウンマの歴史
エピローグ 新たな「地平融合」へ向かって
著者等紹介
中田考[ナカタコウ]
1960年岡山県生まれ。イスラーム学者。クルアーン釈義免状、ハナフィー派法学修学免状を持つ日本人ムスリムの第一人者。ムスリム名はハサン。同志社大学客員教授・一神教学際研究センター客員フェロー。東京大学文学部イスラム学科卒業。同人文科学研究科宗教学・宗教史学修士課程修了。カイロ大学文学部哲学科博士課程修了。在サウジアラビア日本大使館専門調査員、山口大学教育学部准教授、日本学術振興会カイロ研究連絡センター所長、同志社大学神学部神学研究科教授、同志社大学一神教学際研究センター幹事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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