中公叢書
アメリカ太平記―歴史の転回点への旅1845

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120031250
  • NDC分類 253.05
  • Cコード C1020

内容説明

「独立革命と南北戦争にはさまれた時期のアメリカ」なんて、地味でつまらない。―そんな思い込みは本書を読めば一掃されるでしょう。1845年はまさにアメリカ史の一大転回点であり、その前後はじつに面白い時代でした。本書の扱う波瀾万丈の時代を知ることは、今日のアメリカをより良く理解することにつながるはずです。

目次

第1章 ホーボーケン殺人事件―名探偵候補者迷走す(事件発生;報道合戦;安楽椅子探偵の推理欲 ほか)
第2章 ニュージャージー巌流島―連邦派対共和派(ハミルトンとバー;確執の長い歴史;「一八〇〇年の革命」 ほか)
第3章 太平と戦乱―新興国の三十五年(「星条旗よ永遠なれ」;快勝の波紋;「平民」大統領 ほか)
第4章 革命繚乱―異才たちの競演(ヨーロッパの「アメリカ」化;気骨ある「黒幕」;マルクスを採用した男 ほか)

著者等紹介

佐伯泰樹[サエキヤスキ]
1952(昭和27)年富山県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在東京工業大学外国語研究教育センター教授(アメリカ文学)。著書に『ベースボール創世記』(新潮選書)、訳書に『フィッツジェラルド短篇集』(岩波文庫)、『ピーターパン』(中央公論社)などがある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんし

0
1845年前後のアメリカ、当時が現在のアメリカの土台になっているという話。ベースボール、2大政党制、米英戦争から国家の誕生。女性参政権。マスコミ。 なかなか面白かった。2017/05/07

てり

0
表題の1845年というのはあんまり関係ないかな。19世紀アメリカの歴史の一側面を、様々な人を絡めて物語っていくスタイル。読み進めている「クワイナー一家」の物語とも同時代で、読み物としてとても楽しめました。2022/04/25

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