筑摩叢書<br> シンス・イエスタデイ―1930年代・アメリカ

筑摩叢書
シンス・イエスタデイ―1930年代・アメリカ

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  • サイズ B6判/ページ数 390p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784480013422
  • NDC分類 253.07
  • Cコード C0022

内容説明

最悪の経済不況と社会不安のなか、ローズヴエルトのニューディール政策はアメリカ国民にどのような勇気と希望を与えたのか。ゼネラル・モーターズの4万人ストに始まる産業闘争の一方、エンパイア・ステート・ビルの完成、流線型の流行による産業デザインの成立、写真雑誌『ライフ』創刊とカメラ・ブームなど、復興の兆しが見える。また国民を歴史のなかに逃避させて『大地』『風と共に去りぬ』がベストセラーになり、ウォルト・ディズニーのファンタジーの世界やベニー・グッドマンのスウィングに熱狂するが、やがて戦争の影がしのびよる…。

目次

1章 プレリュード―1929年9月3日
2章 “繁栄”の退場
3章 下降、下降、また下降
4章 政権の交代
5章 ニューディールのハネムーン時代
6章 社会風潮の変化
7章 改革―それから回復か?
8章 農場が吹きとんだ
9章 はれやかな勝利の声
10章 ペンとカメラに映ったアメリカの暗黒面
11章 摩擦と景気後退
12章 戦争の影

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てり

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「オンリー・イエスタデイ」の続編。大恐慌のその後から第二次大戦前夜まで。日本史ではこの時代は戦争へ向かってひたすら暗く陰鬱な印象しかないが、アメリカはほとんど現代の生活感と変わらない印象。また「グレート・ギャツビー」や「怒りの葡萄」を読んでみたくなった。2022/02/19

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