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内容説明
世界は複雑であるよりもまえに充実しているのだと言い、哲学はみずからの揺籃期の構想に戻るべきだと明言していた人が立っているのは、つねに夢想と反省的思考とのつなぎ目、その交点なのである。―フランス哲学界の巨星が遺した美術・文学・夢想の26章から成る詩的エッセー集。
目次
第1部 美術(シャガール『聖書』序説;シモン・セガル;彫刻家アンリ・ド・ヴァロキエ―人とその運命;マルクーシスの作品における占いと視線;アルベール・フロコンの『たがね論』)
第2部 文学(『ゴードン・ピムの冒険』;子供ランボー;マラルメの夢想の力学的弁証法;V.E.ミシュレ;ポール・エリュアールの詩における胚芽と道理;文学言語の心理学・ジャン・ポーラン)
第3部 夢想(夢の空間;夢想とラジオ;詩的瞬間と形而上学的瞬間)〔ほか〕