内容説明
天照大神は「日神」か?「皇祖天照大神」はいつ誕生したのか?著者の長年にわたる記紀研究の結実、究極の「日神」論。
目次
第1章 『日神信仰論』にとっての日神の「天原」と「高天原」
第2章 「高天原」の天照大神ではない始原の「天原」の日神
第3章 「日神信仰論」にとっての「黒作懸佩刀」と「持統天皇」
第4章 なぜ日神は「天照大神」という高天原の女神なのか
第5章 「天照御魂神」と「天照大神」を冠する神社の検証
第6章 日神信仰論と「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命」
第7章 「日神信仰論」の視点から見た古代王権と日神
著者等紹介
大和岩雄[オオワイワオ]
1928年2月15日‐2021年6月20日。長野県生。大和書房および青春出版社の創業者。古代史研究家。編集者。人生誌「葦」、「人生手帖」、「青春の手帖」の編集に携わったのち、1963年大和書房を創立し、1964年、一三〇万部を超えるベストセラー『愛と死をみつめて』を出版。1974年に鈴木武樹の提案で季刊歴史雑誌『東アジアの古代文化』を創刊、2005年1月の終刊号(第一三七号)まで編集刊行した。自らも古代史に関心を持ち、多くの古代史研究書を著した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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