内容説明
それは、しあわせの魔法。「ここでおこることの半分は、かりんちゃんの夢。あとの半分は、わたくしたち、ひなの夢。ほかの人びとにはわかっていただけないことですから、お話してはいけません」。小さなおひなさまたちが活躍する雅でポップなファンタジー。小学校中学年から。
著者等紹介
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
中川千尋。1958年生まれ。東京芸術大学卒業。児童書を中心に翻訳者として活躍するとともに、作家・画家として多くの絵本や童話作品を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むつこ
17
本を開いた瞬間、子供の頃に図書館に通い詰めたことを思い出し、あの時のワクワク感がよみがえった。おひなさまの季節を毎年過ごしながら、その意味を適当に聞きかじっていたのがもったいない。おひなさまを飾る時期はひと月と短いけれど、箱の中で眠っていてもその家の女の子の成長を夢の中で一緒に過ごしていたり、小鳥に乗り移って行く手を導いていた。家々の大人たち家族の思いや祈りが詰まっていることを改めて語り伝えたくなった。2015/01/20
杏子
13
自分のお雛様を思い出した。私のお雛様は、実家の屋根裏で埃にまみれているのかな。かわいそうになってきた。これは勤務校に買った本。可愛らしいお話で、女の子にぴったり。2019/01/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
小さな犬のおひなさましか持っていなかったかりんちゃんに、立派な7段飾りのおひなさまがおばあちゃんから届きました。でもちょっと古ぼけてて…。おひなさまたちがひな祭りに向けて舞ったり笛を吹いたり練習する姿が可愛い。2018/10/01
まみっち
4
いいな~!!私もおひなさまと遊びたい!2012/01/12
ぱせり
3
三月三日に思うこと。(今の歳は置いておき)わたし、女の子に生まれてよかったなあ。2009/03/03
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