内容説明
経営者や管理者にとって、人材の流動化はこの50年で最大級の環境変化です。このような環境で就職した「最近の若者」との価値観の違いに、少なからずとまどいを感じている方は多いでしょう。本書は、その「最近の若者」の働くモチベーションについて考えた一冊です。
目次
第1章 会社に所属する理由の変化(会社とは、人間の欲望を満たす装置である;人々は今、「自由」を一番欲望している ほか)
第2章 転職を決意する瞬間(「社長はこのこと知ってるのかな」「この会社、大丈夫か?」信じられない病―組織に対する不信感;「目指したい先輩がいない」「あんな人にはなりたくないよね」あきらめ病―上司に対する失望感 ほか)
第3章 仕事の意義を創り出す(働き続けるシステムが変わった;モチベーションを維持するために ほか)
第4章 部下が変わる上司のアクション(上司と部下は運命共同体である;変えようとすると、部下は変わらない ほか)
第5章 働く喜びは共同体の中に生まれる(私たちはこれから、何を欲望するのか;成果の分かち合いがモチベーションを高める ほか)
著者等紹介
小笹芳央[オザサヨシヒサ]
株式会社リンクアンドモチベーション代表取締役社長。1961年大阪府出身。早稲田大学政治経済学部卒業。1986年株式会社リクルート入社。本社人事部を経て、組織人事コンサルティング室を立ち上げ、室長に就任。ワークス研究所主幹研究員を兼務。2000年株式会社リンクアンドモチベーション設立、同社代表取締役社長就任。モチベーションを切り口としたコンサルタントとして企業変革コンサルタント等で注目を集め、グループの代表として経営に携わる一方、講演・寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンキ
アルカリオン
Humbaba
sta_kishimoto
Naho Sotome