内容説明
「箱」から出ると、人間関係が楽になる。
目次
第1部 「箱」という名の自己欺瞞の世界(相手が自分をどう感じているか;「私」には特権がある?)
第2部 人はどのようにして「箱」に入るか(自分だけが気づいていないこと;相手のことを「ひどい人間」だと感じるとき;持ち歩いている箱の中身を検証する;もしも、相手が「箱」に入っていたら…?)
第3部 「箱」からどのようにして出るか(いつでも変わることができるという真実;箱の外の場所を探す;状況を新たに考え直す;箱の外にとどまる)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
33
微妙。「箱」本を抜粋して、ちょっと手を加えたもの。わかりやすくなった部分もあるし、蛇足の部分もある。●「箱」本まとめ●相手を悪く言って自分を正当化している、というのは確かに目から鱗で、どんだけ言い訳で固めてたのだと思う。その起点が、自分の感情に背く点から始まる、というのは小説のような丁寧な心理描写で驚いた。●悩みは「箱」から出た後、「箱」の相手とどう接するか。どこまで相手を思えるか、というのがボランティアに似て難しい。心が落ち着かない。できる範囲でやる、というが利他の無限ループ。断ち切るのは利己でいいの?2019/09/29
ひろ☆
17
人を物として見る、人としてみる。これに尽きる。2014/08/18
さっちも
13
元の本とあまり違いが感じれなかったが良い復習にはなる。人は変えられないし、自分は変わることができる。人に目が行きがちなときは大抵自分がやらなければいけない課題を疎かにしたり、目を背けている。また、関心のなさや、親身になれない感情は必ず相手に伝わるから注意しないといけない。2022/08/18
モッタ
12
★★★★☆ 心の持ち方には、「人を人としてみる心」と「人をモノとして見る抵抗心」がある。自己裏切り→自己正当化→自己欺瞞(箱) 箱の外から見ることが大切。2013/08/04
えちぜんや よーた
11
この本の分類番号を見ると361で社会学でした。ってどう見ても100番台の自己啓発のような気がするんですが…。内容は多色刷りで豪華なんですけどねぇ。。。2012/08/09