内容説明
実践企業720社 400社が過去最高益達成!18年連続増収を可能にした最強の武器「経営計画書」の極意を公開。
目次
第1章 「経営計画書をつくる」ことを決定する
第2章 「経営計画の徹底」を決定する
第3章 「数字」を決定する
第4章 「方針」を決定する
第5章 「スケジュール」を決定する
第6章 「経営計画発表会の開催」を決定する
著者等紹介
小山昇[コヤマノボル]
1948年山梨県生まれ。東京経済大学を卒業し、日本サービスマーチャンダイザー株式会社(現在の株式会社武蔵野)に入社。一時期、独立して自身の会社を経営していたが、1987年に株式会社武蔵野に復帰。1989年より社長に就任して現在に至る。2001年から中小企業の経営者を対象とした経営コンサルティング「経営サポート事業」を展開。720社以上の会員企業を指導している他、「実践経営塾」「実践幹部塾」「経営計画書セミナー」など、全国各地で年間240回の講演・セミナーを開いている。1999年度「電子メッセージング協議会会長賞」、2001年度「経済産業大臣賞」、2004年度、経済産業省が推進する「IT経営百選最優秀賞」をそれぞれ受賞。2000年、2010年には「日本経営品質賞」を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
43
多くの会社が、0から1を生み出そうとする。だが、経験や実績が不足しているために、結局は「1」を生み出すことはできない。だとしたら、すでにできあがっている「1」を真似るほうが近道だ。人間は、やさしいことから段階的に学んでいくのが正しい。知識も経験もないのに、0から1を生み出そうと考えてはいけない。 長期事業構想書をつくって、目標を数字に落とし込むと、その数字を達成するために、何をすべきかが見えてくる。どの事業もまんべんなく伸ばすのは無理だから、一番伸びている事業をさらに伸ばそうなど、自社の実力が明確になる。2020/04/11
しん
17
とてもシンプルで解りやすい経営計画だと思いました。これなら、社員全員と共有できると思います。自分の会社の経営計画もこれくらいシンプルにしたいものですが、いろいろな事情があり結構難しいものになってしまいます。やっぱり、未熟な土壌には著者のような社長からのトップダウンで始めるのが良いのかも知れません。ボトムアップは社員が成長してから、ということが書かれていましたが、思わず頷いてしまいました。2021/02/07
まる@珈琲読書
11
★★★★★ ■感想:経営計画とか当たり前のことと思いながら読み始めると面白い。社員に合わせて経営計画をつくる、できることしか書いていない、他社の成功事例をパクる、教育とは強制すること、各論が先、難しい経営理念はなくてもいい・・・思っていたものと全然違いました。具体的で地に足の着いた実効性のある経営計画で、それなりの社員で会社が成果を出すための道具として使えることがわかりました。 ■学び:社長と社員の価値観を揃える。経営計画に書かれた方針を徹底する。若い組織はトップダウン。 ■行動:チーム経営計画をつくる。2022/09/04
GreenThumb
10
経営計画書を1冊の手帳サイズにまとめ、全社員に配布するとどれだけ効果かがあるかをまとめた内容。経営計画書の書き方が分かるものではありません。1冊の手帳にまとめるだけではなく、どのようにして経営計画を個々の社員に浸透させるかという点に様々な工夫があります。長年の経験から蓄積された知恵とノウハウがあり、中小企業の社長さんが全社員を同じ方向に向けて動かすための要点が詰まっています。2021/03/15
まる@珈琲読書
8
★★★★★ ■感想:手帳の引っ越し作業をするにあたって再読。経営計画が主題だが自身や家庭を経営すると考えると、また新たな学び。自身や家計の今年の運営方針を具体的に数字に落とし込んで行動につなげていく。 ■学び:まずはパクりでOK。昨年の実績をトレースする。余白にアイデアを書き込んで、よければ改善していく。各論からでOK。純利益から逆算して考える。新しくするために古いものを捨てる(古いものがあるといつまでもしがみつくから捨ててしまう)。社長の実印を押す。 ■行動:手帳にミッションステートメントと目標値を記入2025/01/05