内容説明
モハメド・アリ、美輪明宏、ガンジー、チャップリンら自己プロデュースの天才に学ぶ自分を人に認めさせる技。
目次
第1章 言葉を武器に自分を高める―モハメド・アリ 俺は速い、俺は美しい!(自分の戦い方を世界一有名なキャッチフレーズに;言葉の力で世界を変えたボクサー ほか)
第2章 誰も真似できないポジションを確立する―美輪明宏 私は人生のスターになりたい(ユニークなポジションをつくり上げる;マイナスをプラスに転化する ほか)
第3章 自らを大きな目的の象徴にする―ガンジー 一人の人に可能なことは万人に可能である(自分を意識的につくり上げる工夫;非暴力という特異なスタイル ほか)
第4章 自分の能力すべてを生かし切る―チャップリン 私はパントマイム役者だ(キャラクターによる自己プロデュース;自分の武器のすべてを使い尽くすスタイル ほか)
著者等紹介
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専攻は教育学・身体論・コミュニケーション論。「斎藤メソッド」という私塾で独自の教育法を実践
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もくたつ(目標達成)
2
美輪明宏とチャップリンの生き方が心に響いた。2019/10/31
Makiko Ishihara
2
自己プロデュース力に長けた4人(モハメド・アリ、美輪明宏、ガンジー、チャップリン)の生きざまと自己表現手法について書かれた本。自己表現に長けた人は、人一倍考え努力している人ばかり。つまり中身がまず大切で、表現手法はオプションだなと。中身が自然に表に出てきたら、そこに強調や象徴を加えてエッジをき効かせる。自分にとっては、そんな感じなのかも。この本を読んでいた時、立ち上がれないくらい疲れ果ててへこたれていた。でも美輪明宏さんの「エネルギーは人に分けようとすると湧いてくる。愛と同じ」の言葉に目が覚めた気がする。2012/11/16
なお
0
学び2012/10/11
猫田
0
★★★★モハメドアリと美輪明宏さんの章が、とりわけ興味深かった。2015/06/09
ころにゃん
0
成功した有名人から、自分を認めさせる技のヒントを見つけ出す本。 自分自身が、世の中の流れの中でいったい何をすれば一番効果的なのか、常に「今の自分」を乗り越えていくのが本当の「自己プロデュース力」である。頭で冷静に計算し、胸で感情的に考えたことも、どっしりと腹に納めて決断する。自己プロデュースの第二の面、他者から「この人はこうなのだ」と認知され、評価されるという力、技術。自分を象徴するビジュアルを持ち、イメージを作り上げる。 2014/02/20
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