出版社内容情報
星 友啓[ホシ トモヒロ]
著・文・その他
内容説明
世界40ヶ国から生徒が殺到、次々とエリートを輩出する、教育最前線のメソッド!
目次
第1章 考える力の新レシピ
第2章 輝くやる気の科学メソッド
第3章 自律心をグイグイ引き出す子育て
第4章 極上の理解力トレーニング
第5章 安定したメンタルの育て方
第6章 クリエイティブな子になってもらうために
第7章 4歳からの哲学思考のレッスン
著者等紹介
星友啓[ホシトモヒロ]
スタンフォード・オンラインハイスクール校長、哲学博士、EdTechコンサルタント。1977年東京生まれ。2001年東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。2002年より渡米、2003年Texas A&M大学哲学修士修了。2008年、スタンフォード大学哲学博士修了後、同大学哲学部講師として論理学で教鞭をとりながら、スタンフォード・オンラインハイスクールスタートアッププロジェクトに参加。2016年より校長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つーちゃん
11
スタンフォード・オンラインハイスクール校長の子育て本。小学生くらいの親が読むことを想定したケースが多いものの、中高生自身が読んでも充分適用することが出来ると思う。例えば、小論文で自分の考えをまとめたり、反論を想定したりする訓練になりそう。人間のモチベーションのベースは、人との繋がり(関係性)、自分が何ができるという感覚(有能感)、自分が決断したことを自分の意志に則ってやっているという感覚(自律性)ってあたり分かりみがスゴイ。実学重視な風潮の中、哲学が世の中に果たす役割がよくわかる一冊。2023/03/22
こば
4
☆3 内発的モチベーションを維持する。やること自体が楽しく、満足すること。外発的モチベーションに上書きされやすい。 好奇心を伸ばす。自由に放任しっぱなしは効果的ではない。サポートが必要。ある程度のパターンを示して、推測させる余白を与える。何が起きるか予測するように問いかける。 自律サポートの対応。①共感 相手の身になって気持ちを感じ取る。②なぜやるべきか説明する③決定してもらう。 相手を理解する。 ①相手の話したことをパラフレーズする。 ②内容を掘り下げて質問する。 ③共感を示す。 ④相槌を打つ。2025/04/09
Cozy
4
スタンフォードオンラインスクール校長であり哲学博士の著者。世界最先端の教育をリードする著者の視座や視点にはいつも多くの気づきを頂けている。自律サポートの基本要素は共感、説明、決定。クリエイティビティと脳内の3つのネットワークなどをベースに具体的に実践できる投げかけはとてもありがたい限りです。こうした世界の英知を1,650円で学べることのありがたさを感じる1冊です。2023/01/28
flower Sun
2
子どもの、というより、人の「考える力」を伸ばす方法を科学に基づいた哲学としての根拠、方法が一般的なシーンと共に示される。何度も出てくる「まずは大人がロールモデルになれ」が結局のところ一番大切な気がした。「あなたのために」というなら、まず自分が変われ。それが説得力になる。精神論だけじゃない、ちゃんとした根拠のある理論や具体的な活動例。何度も読み返して実践して自分のものにしたい本。2024/11/05
Mituya Hasegawa
2
子育ての参考になるのはもちろんのこと、子どもへの指導にも当てはまることが詰まった一冊。📖 そしてこちらの星先生と同様に最近、お知り合いになったコーチの皆さんも心理学と脳科学の必要性を語る方が多いです。😊 2024/10/20