出版社内容情報
全国から患者が訪れる栃木県の診療所の小児科医による、予防接種、アレルギー、病気とホームケアなど子どもとの暮らしのすべて。著者本人も２児の父であり、お米や野菜を育てるなど自給自足に近い暮らしをしています。
内容説明
全国から患者が訪れる小児科医の大らかに楽しく、健康に生きる知識・考え方・工夫。
目次
第１部 暮らし（衣食住；毎日の生活）
第２部 体と心（妊娠前、妊娠中の過ごし方；母乳、人工乳、離乳食、成長発達；アレルギー；ワクチン、感染症；心；病気とホームケア）
著者等紹介
本間真二郎［ホンマシンジロウ］
医師。医学博士。１９６９年、北海道札幌市に生まれる。札幌医科大学医学部を卒業後、札幌医科大学附属病院、道立小児センターなどに小児科医として勤務。２００１年より３年間、アメリカのＮＩＨ（国立衛生研究所）にてウイルス学・ワクチン学の研究に携わる。帰国後、札幌医科大学新生児集中治療室（ＮＩＣＵ）室長に就任。２００９年、栃木県那須烏山市に移住し、現在は同市にある「七合診療所」の所長として地域医療に従事しながら、子どもから高齢者まで幅広く診察している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょび♪
3
自然派な内容だけど、西洋医学を否定するのではなく、必要に応じて取り入れながら、自然にそった暮らしをしましょうという内容。共感できるところは参加にして、共感できないところは取り入れなければ良い。2022/07/28
ハラモ
2
これは子供を産む前に、妊娠する前に手に取りたい一冊です。ワクチンやアレルギー、発達障害、暮らし、風邪、あらゆる子供の成長、人間の一生について書かれています！ みんなに一度読んでもらいたいおすすめ本です☆2022/10/24
べんちーに
2
元ウィルス学・ワクチン学の研究者で、現在は那須で自然に沿った地域医療に従事する著者が、西洋医学と自然治癒の双方の視点から、子どもの心と体についてまとめた本。 印象的だったのは、心身の状態が自然のシステムに沿っているかどうかが、病気の経過に大きく影響するとした根本的な考え方。自然から大きく逸脱した現代の生活環境が、アレルギーなどの現代病が急増する大きな要因だとする説明は、納得感のあるものでした。 アレルギーやアトピー、ワクチンなど、子供に対する医療行為について考えたいと思った時に読みたい一冊。2020/02/26
pocky
0
とてもためになる一冊でした。医者としてもっている知識を丁寧に説明しながらも、それを押し付けない。生活を見直すこと、自分で調べて学んで選択することが大切。必要に応じて何度も読み直したい。2023/10/11
たーざん
0
自然派だわ〜と思いながら読み進めるとアレルギーとワクチンの章は非常に具体的でさすが専門家と唸らされた。今月予定していたMR+水痘の予防接種は、やっぱりうちの一歳児が打つべきタイミングではない。備忘：B型肝炎のワクチンで騙された感を持ってから、知識をつけ始めてよかった。赤ちゃんが汚染された血液に触れるリスクってなくない？親自身、インフルの予防接種をした時に限ってインフル（抗原原罪のため違う型と思われる）発症したり、風疹ワクチンは2回打っても抗体が上がらなかった経験あり。定期接種が増える一方なのが不気味です。2022/09/08
