目次
第1章 お金の「意味」を理解させる(子どもに「こづかい」って本当に必要ですか?;親の年収と子どもの「こづかい」は比例しない ほか)
第2章 お金を「稼ぐ」ことへの関心を持たせる(「こづかい」がもらえないことを単純な不満にしない;決断は早くしないと間に合わない ほか)
第3章 お金の「使い方」を学ばせる(毎月の「こづかい」でお金の「やりくり」は学べない;こづかい帳を続けられる子どもなんて、いない ほか)
第4章 お金の「仕組み」を教える(お金は万能ではないが、卑しいものでもない;学歴は、選択肢を増やすためには役立つ ほか)
著者等紹介
泉正人[イズミマサト]
日本ファイナンシャルアカデミー代表
小泉俊昭[コイズミトシアキ]
マネーマネジメントコーチ、「ゼロからの資産づくり」アドバイザー。数々の雑誌編集長を歴任の後、渡米。1998年米国法人メタマックスメディア副社長。帰国後、ロバート・キヨサキの投資教育用教材「キャッシュフロー」の日本語版権利取得と商品化を行なう。2005年日本ファイナンシャルアカデミー取締役副社長。同社では「日経新聞の読み方スクール」講師、「株式投資の学校」の学長として経済教育や投資教育の普及活動に務め、現在に至る。NIE.E指導委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えがお
6
すっごく以前に読んでいたのだが、子ども小2なり小遣いについて考える時期になり再読。家事など手伝った我慢と努力に対する報酬で小遣いとする。「お金の無料プレゼント」はしないという方針で子ども達育てた著者。2か月で靴が壊れたら、親が会話しながら修理し、次は直させる、消しゴムなくしたら自分の小遣いで買わせるー。当たり前だけど、金銭教育は親にもきちんとしたポリシーと、それ守る強い意志が不可欠なんだなと痛感(*_*)。ダメ親(私)もガンバリマス。著者宅の高校生に携帯持たせる契約10か条は見る価値あり。2013/06/16
しぃ
4
当たり前に小遣いを貰っていたから、当たり前に小遣いをあげる気でいた。でも確かに言われればおかしなことだと気付く。しかしここに書いてあることを実践するには親にも相当の覚悟が必要だ。多分私には無理…でもだからと言って諦めるのではなく、出来そうなところは取り入れて自分たちなりのお金の教育をしていこうと思った。五歳の今は「お金はパパが毎日遅くまで頑張って働いているから貰えるもの」という認識にはなっているから、報酬制の方が我が家には自然かなあ。2014/01/18
ペダたま
3
図書館から借りてきた本です。お小遣いをあげる事が当たり前な現代。その中で、小遣いをあげるな、というのは斬新?な言葉だな、と感じました。(^^;; だけど、我が家も小学2年の息子には、小遣いもあげてません。自分で働くようになってから、というのが主人の話です。2016/10/18
ゆー
3
子どもの金銭教育、大きなお金を動かして学ぶ…系の本が、今まで読んだものは多かったので、「こづかいをあげるな」という、反対の主張の本も読んでみたいと思って読んだが、まぁそうだな~…どちらも、考えなしにお金を与えるのではなく、子どもとお金に関してのコミュニケーションをとりながら…という感じかなと思った。たぶんどういう方法をとっても、その意図や思いが伝われば、そうそう間違わないと感じた。2015/10/23
sora
3
考え方は納得するところが多かった。父親という立場ならではの視点は素晴らしいが、母はなかなかここまでできないかも。2011/10/10
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