出版社内容情報
アメリカには下記のような、「市民探偵」が多くいる。
・40年逃げ続けた「黄金州の殺人鬼」を追い詰めた作家
・娘を殺したギャングをSNSの偽アカウントで騙して捕らえた母親
・身元不明遺体の頭蓋骨から似顔絵を描き、何百枚もの写真から見つけた会計士
・仕事から帰宅し、家事を終えると夜な夜なコンピュータの前に座り捜査をする手芸店店員
・猫をいじめる動画をネットに上げた犯人を、その動画の背景から割り出そうとするアナリスト
実際に起きたいくつもの事件とそれを解決した市民探偵たちへの取材から
あまり知られることのない彼らの正義と執念を描いた一冊。
連続殺人鬼に遭遇した人の証言など、手に汗握るスリリングな面も。
Netflix『猫いじめに断固NO!:虐待動画の犯人を追え』『なぜ殺したの?』、映画『ザ・スレッド』など映像化された事件も掲載。
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内容説明
どの市民探偵も、未解決事件に関心を抱くようになった個人的経験を持ち、調査する事件からも大きな影響を受けていた―人生をかけて謎に挑み、時には警察よりも早く犯人にたどり着く。何が彼らにそこまでさせるのか?
目次
なぜ彼女を殺したの?
世界初のサイバー探偵
私の初めての「事件解決」
Web探偵
マザー・ロード
捕らえられた黄金州の殺人鬼
フォーエバー・ヤング
すべては殺人からはじまった
『猫いじめに断固NO!:虐待動画の犯人を追え』
ルカ・マグノッタの仮面を剥ぐ
バイオインフォマティクス(生物情報学)のロード氏はまさに神
探偵がしくじるとき
著者等紹介
ストウ,ニコラ[ストウ,ニコラ] [Stow,Nicola]
ロンドン在住。犯罪を専門に、20年以上ジャーナリストとして活動している。連続殺人犯ピーター・トービンの被害者家族の独占記事に取り組みながら、麻薬組織や小児性愛者組織の内情を暴き、金融危機の最中にHBOSの銀行家たちが30万ポンドのジャンケットを楽しんでいたと潜入取材で明らかにした。ゴーストライターとしても活動し、多くのベストセラーを出している
村井理子[ムライリコ]
翻訳家・エッセイスト。1970年静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。