出版社内容情報
自由で安全な暮らしのために「ただしい」言葉で彼ら彼女らの声を摘み取り、追いやる現代社会の問題を、根底から問い直す30篇。
内容説明
多様性の名のもとに排除し、自由、平等を謳って差別する美しい社会の闇の底へ―ことばを奪われた人びとの声なき叫びを記す30篇。社会を引き裂く事件の背後に何があるのか。ただしさと承認をめぐる闘争が日常と化したSNS時代に宿る“狂気”を解き明かす。
目次
序章 「私はごく普通の白人男性で、現在28歳だ」
第1章 ただしい世界
第2章 差別と生きる私たち
第3章 自由と道徳の神話
第4章 平等なき社会
第5章 不可視化された献身
終章 物語の否定
著者等紹介
御田寺圭[ミタテラケイ]
文筆家・ラジオパーソナリティー。会社員として働くかたわら、「テラケイ」「白饅頭」名義で広範な社会問題についての言論活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 地域文化の可能性



