出版社内容情報
「食べる」という行為から、経済を考えます。普段の食生活から、世界の経済や環境問題を学ぶダイナミックな経済学入門。
内容説明
食べ物は踊る、未来が変わる。食卓からみる資本主義、貧富の差、グローバリズム、SDGs、環境問題…。
目次
第1部 地球と食卓をつなぐ感覚―「食べる」が形づくる社会(「食べる」と「食料生産」;食料市場が社会をつなぐ;食料市場の限界)
第2部 飢える人と捨てる人―「食べる」にまつわる社会問題(避けられない自然の摂理;市場が効率的だとしても;市場の失敗のせいで;つきまとう政治的な思惑;「人間らしさ」の難しさ)
第3部 未来に向けた挑戦―「食べる」を今より良くするための試行錯誤(自然の摂理に立ち向かう;食料市場の限界をふまえて;「人間らしさ」を加味する)
第4部 未来をイメージする―「食べる」から考える未来社会(これからの「食べる」について)
著者等紹介
下川哲[シモカワサトル]
2000年、北海道大学農学部農業経済学科卒業。2007年、米コーネル大学で応用経済学の博士号(Ph.D.)を取得。香港科技大学社会科学部助教授、アジア経済研究所研究員を経て、2016年から現職。これまで、国際学術誌の「Food Policy」や「Agricultural and Resource Economics Review」、国内学術誌の「農業経済研究」や「The Japanese Journal of Agricultural Economics」などの編集委員も務める。専門は農業経済学、開発経済学、食料政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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