内容説明
格闘家・武田幸三の口は、多くを語りません。その代わり、背中が誰よりも雄弁です。家族を幸せにするために二一歳でリングに上がり、家族を守るために三七歳でリングから降りた武田。生とは、死とは。あなたに伝えたい、魂を込めたメッセージ。
目次
1章 出発(弱さ;強さ;志事;不安;気遣い;親友;恋愛;楽天;信頼)
2章 成長(道標;覚悟;過去と未来;責任;決意;敗北;我武者羅;孤独;努力)
3章 再出発(命;怒り;侍魂;お金;親孝行;第二の人生;でっかい傘;本物)
著者等紹介
武田幸三[タケダコウゾウ]
1972年、東京都生まれ。“超合筋”の異名を持ち、破壊力抜群のローキックを武器に、「殺るか、殺られるか」の試合で観客を沸かせた元キックボクサー。元新日本キックボクシング協会・ウェルター級王者。2001年にタイのラジャダムナン・スタジアムでウェルター級王座を獲得。ムエタイ史上4人目の外国人王者となる。03年にはK‐1デビューを果たし、日本代表決定トーナメントに出場、準優勝を収めた。09年10月26日、「K‐1WORLD MAX2009‐FINAL‐」のアルバート・クラウス戦を最後に引退している
森沢明夫[モリサワアキオ]
1969年、千葉県生まれ。作家。早稲田大学卒業。『ラストサムライ片目のチャンピオン武田幸三』(角川書店)で第17回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。小説、ノンフィクション、エッセイ、絵本と幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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