内容説明
何の役にも立たない知識はこんなに面白い!よろず脳天気文化の伝導師カラサワ先生が贈る、思わず人に教えたくなる「裏ネタ雑学」満載のエッセイ集。よりパワーアップした待望の第二弾。
目次
1 やけに気になる一行知識(ウェディングケーキはローマ時代には「花嫁の頭の上」で切られていた。;「公園デビュー」の語源は新左翼用語の「公然デビュー」である。 ほか)
2 目からウロコの一行知識(予備校の健康診断の問診項目には精神異常関連のものが異常に多い。;南方には、妻の出産時その格好を真似る風習のある地方が存在する。 ほか)
3 役に立たない一行知識(アルマジロは一卵性の四つ子しか産まない。;最古の結婚証明書は紀元前五世紀頃の遺跡から見つかったものでパピルスに次のように書かれていた。「健康な十四歳の少女と牛六頭を交換する。」 ほか)
4 人に話したくなる一行知識(カン入りのカルピスを作るにはマジンガーZを作るくらいの技術がいる。;昔、ウガンダには“人食い大統領”が存在した。 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
19
マイ古本屋より、故人となった唐沢俊一の本。一行知識は矢張り無用に他人に知らせたくなる様な要素があるかどうかが大きいと思う。たまには息抜きにこうゆう無用の用が今の日本には必要だと思うのであります。気に入ったのを二つ程。『サンリオの社名は、社長が山梨県の出身で「山梨の王」になるとの志から「山梨王(サンリオ)」と名付けられた。』『漫画家・小池田マヤの本名は、逆さから読んだ「ヤマダケイコ」』2000年第1刷、大和書房。2025/03/21
ギルヲ
4
雑誌なんかのページの余白に載ってる一行知識は私も結構好きで(まー、すぐ忘れちゃいますが)。そんな一行知識をきっかけにしたエッセイ集。『トンデモ』というのは冠名みたいなもので、とんでもない一行知識を集めてるわけではないです。本書の余白にも一行知識が載っていて、既知のものもありますが、「へぇ~」となるのもたくさん。中には「河童は尻の穴が3つある」とかも混ざってますが(笑)楽しく読みました。2022/05/09
ビーフハート
0
この当時はなんでもかんでもトンデモって付けりゃ売れたんでしょうーね。もはや一行知識というキーワードすらそれほど関係の無い雑文集。2012/03/09