内容説明
出かけるのが少しおっくうな今日は、雨音を聴きながら、じっくり言葉に浸っていたい。部屋から眺めるしとしと雨、出先で降り出した篠突く雨、物憂い日本の梅雨、彼の国の雨垂れ。そんな「雨」から始まる素敵なお話、おかしな思い出、不思議な物語、とめどない空想…。多彩な書き手たちによる46篇のエッセイ、小説、短歌、詩、マンガを集めた、雨の日が待ち遠しくなるアンソロジー。
目次
短歌三首(木下龍也)
存在のゆるし(永井玲衣)
旅先の雨(江國香織)
雨の日のお気に入り(甲斐みのり)
雨と言葉(石垣りん)
雨の日のスパムおにぎり(朝吹真理子)
その場所はただの雨降りだった(燃え殻)
雨と洗濯(岸本佐知子)
桃に願いを(赤染晶子)
雨の日のトリュフ(鴻巣友季子)
巷に雨の降るごとく(辻邦生)
ホリー先生(長濱ねる)
知った顔(向田邦子)
捨てた女(阿川佐和子)
大洪水の思い出(さくらももこ)
雨が降るって本当に不思議です。えっ?不思議じゃありませんか?(稲垣栄洋)
雨(俵万智)
お餅はあまり好きではない(川上未映子)
雨のたもと(篠田桃紅)〔ほか〕



