手話だからいえること泣いた青鬼の謎

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手話だからいえること泣いた青鬼の謎

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  • サイズ 46判/ページ数 166p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784036355402
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

『デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士』で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書『水まきジイサンと図書館の王女さま』に続く第2弾。
コーダである手話通訳士の再婚相手の子ども、美和が主人公。美和の仲良しの英知は、前作最後で引っ越し、転校してしまった。場面緘黙症の英知とは手話で会話をしていた美和は、転校後は手紙でやりとりを始める。美和には妹ができ、ほんとうのお父さんではないアラチャンをなんと呼べばいいか考えているうちに、いろいろと悩み始める。一方いつもいく床屋さんで止まったままの大きな掛け時計が気になり、英知との手紙のやりとりのなか、全てが微妙にからみあっていく。手話でのコミュニケーションの重要性への理解も深まり、子どもたちに向けて知ってほしいテーマがさりげなく盛り込まれた作品。巻末に手話の説明付き。

内容説明

わけあって手話で会話する美和と英知、異色のストーリー第二弾!大好きだった友だち英知がひっこしてしまったあと、美和は話したいことを手紙に書いていた。床屋さんにある、止まったままの時計のこと、もうすぐ生まれる赤ちゃんのこと、本当のお父さんのこと…英知からの返事にはいつも絵があった。

著者等紹介

丸山正樹[マルヤママサキ]
1961年、東京都に生まれる。早稲田大学卒業。シナリオライターとして活動の後、松本清張賞に応募した『デフ・ヴォイス』(文藝春秋)で、作家デビュー

高杉千明[タカスギチアキ]
長崎県に生まれる。福岡教育大学卒業、実践装画塾、坂川栄治の装画塾などを経て、イラストレーターとして活躍中。年齢、性別問わず、人物を描くことが得意。多くの装画、挿絵などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

166
美和ちゃんと英知君のストーリー第2弾!美和ちゃんの視点で進む8話。ちゃんと届くように語りかけるアラチャンが好いなぁ。本当のお父さんのこと・・知りたくなるのも無理はないよね。ちょっとしんみりしちゃった私だが、美和ちゃん良い子だわぁ。ラスト英知君に会えないのか?ドキドキだったけれど、チョコ渡せて良かったね。まだまだ二人の成長を追いかけたい。2024/02/19

☆よいこ

101
デブ・ヴォイスのスピンオフ児童書②夏休みに英知(えいち)が引っ越してしまい、4年生の二学期が始まっても寂しい美和(みわ)に嬉しいことがあった。母に赤ちゃんができて、お姉ちゃんになること。美和は英知に手紙を書くと、英知は素敵な絵を描いて送ってくれた。床屋さんの止まった時計、本当のお父さんについて考えること、生まれた妹が聞こえない子だったこと。手話だと少し素直に言葉がでてくる美和と、アラチャンの関係性がとても優しい。▽巻末に手話の見本と、後ろ見返しに指文字あり。2024/02/17

Ikutan

85
『デフ·ヴォイス』の児童書スピンオフ第二弾。訳あって手話で会話する小学四年生の美和と英知。すっかり意気投合したふたりだったのに、英知が引越したことで離れ離れになってしまった。そこで美和は英知に手紙を書くことに。そんな美和に大ニュースが。お母さんが妊娠し、お姉ちゃんになったのだ。嬉しいけれど、美和には悩みが。これからアラチャンのことをなんて呼んだらいいのかな。そして、気になるのは本当のお父さんのこと。美和の視点で彼女の揺れ動く心が描かれ、少しずつ成長していく姿が微笑ましい。もちろん手話の良さも伝わってくる。2024/02/15

みかん🍊

80
デフ・ヴォイスのスピンオフ2作目という事でしたが1作目を読んでなかった、もうすぐお姉ちゃんになる美和ちゃんの嬉しい気持ちと妹の生まれた後の可愛いと言う気持ちと赤ちゃんをちやほやするお母さんや周りの人への疎外感や自分への愛情についてもやもやする美和ちゃんが離れてしまった大切な友達英知くんとの手紙の遣り取りで救われる、手話が出来る美和ちゃんは離れていても英知くんとも耳の聞こえない人とも会話する事ができる、お父さんとして美和ちゃんにちゃんと向き合うアラちゃんの態度もいいです。2024/03/27

がらくたどん

74
「デフ・ヴォイス」の世界線上の児童書第2弾は引っ越してしまった親友の英知君を想いながらの美和ちゃんのクリスマスからバレンタインまで。会話が手話から「文通」になったけど大好きな英知君に伝えたい事はいっぱい。「妹ができること」「壊れた時計を大事にしているおじさんのこと」「本当のお父さんのこと」小学校4年生の女の子の視線で見つめ感じる少しもどかしくて大いに好奇心をくすぐられる「社会」なるものとそれを自分なりに噛み砕いて理解していく「日々成長する心」の清々しさが丁寧に描かれる。共同親権の是非の難しさを思った。秀作2024/02/13

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