角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 空海「即身成仏義」「声字実相義」「吽字義」―ビギナーズ日本の思想

個数:
電子版価格
¥649
  • 電子版あり

角川文庫 角川ソフィア文庫
空海「即身成仏義」「声字実相義」「吽字義」―ビギナーズ日本の思想

  • ウェブストアに13冊在庫がございます。(2025年06月22日 08時15分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044072292
  • NDC分類 188.53
  • Cコード C0115

出版社内容情報

真言密教の中心である大日如来を、さまざまな角度から解き明かす三部作!大日如来はどのような仏身なのかを説く「即身成仏義」。言語や文章は全て大日如来の活動とする「声字実相義」。あらゆる価値の共通の原点は大日如来とする「吽字義」。真言密教を理解する上で必読の三部作。

空海[クウカイ]
著・文・その他

加藤 精一[カトウ セイイチ]
編集

内容説明

真言密教において、法身大日如来こそ真実の仏陀と定めた空海。大日如来はどのような仏身なのか、私達とどう関わっているのかを説く「即身成仏義」。言語や文章を用いた大日如来の受けとめ方、実在性を主張する「声字実相義」。「吽」の一字には世界の全てが含まれ、それは大日如来と同じであると述べる「吽字義」。曼荼羅の中央に座す大日如来に全方向から迫る、真言密教必読の「即・声・吽」三部作を、わかりやすい現代語訳で読む!

目次

即身成仏義(二経一論八箇の証文;即身成仏の頌 ほか)
声字実相義(大意;釈名体義 ほか)
吽字義(字相;字義 ほか)
原文訓み下し(即身成仏義;声字実相義 ほか)

著者等紹介

加藤精一[カトウセイイチ]
1936年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。大正大学大学院博士課程修了。博士(文学)。大正大学名誉教授。東京・南蔵院住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すしな

48
032-24.密教というと加持祈祷とか梵字・マントラとか神秘的なイメージが強かったのですが、基本は大日如来と一体となるというのが覚りで、むしろ神話は否定しているということだったので、今まで逆方向で捉えていたことに気づかせてもらいました。また、密教は念仏を唱えると成仏できるというような安直な教えではなく、自分本来の仏性に立ち返った時に大日如来と一つになれるということで、やはり人間それぞれ個性や才能があるのだから、そこに気づいて活躍できる環境を作ることで成仏できるというのは理にかなっているなと思いました。2024/04/03

kazuさん

25
即身成仏義を読み、空海の偉大さを実感した。仏教の歴史は、小乗、大乗、密教と進化し、空海が密教の即身成仏理論に行き着く。真言密教によれば、凡夫 (衆生)と宇宙の中心に位置する大日如来は一体化しているが、凡夫はそれに気づいていない。その教理を知れば、凡夫が大日如来となり、一体化して、即身成仏できると解いた。一体化すると、この世での素晴らしい生活が待っている。これまでのように、あの世に行くまで待つ必要はなくなった。この本の編者である加藤氏は、空海による仏教感の大転換であり、発想のどんでん返しだと解説している。2024/01/12

うちこ

5
なんでここまでわかってたのだろう。わかる人にはわかるものがあるにしても、どうにもカリスマのひと言では片付けられない言語力。この本を読んだら尊敬を通り越して「なんなの!」という感想しか出てこなくなりました。空海さんのサンスクリットの理解の粒度とその変換センスに驚きます。「言語」の説明を読むと、しっかり「空海式流出論的一元論」とでもいうような思想が確立されています。 アートマンもマナスも、言う・話すの va も、静寂・平穏・シャーンティの sha もとっくに平安時代に説明済みだったの!2018/11/18

ボタン

1
『即身成仏義』大日如来の身体は、私たちと同様、地水火風空識で構成されている。「悟れば仏、迷えば衆生」の違いのみ。我身・仏身・衆生身も実は平等(「華厳経」性起品)。 『声字実相義』自らの可能力から生じる時、微粒子が集まって物質が生じる。「曼荼羅の考え方を知ること」のみが成仏の条件。「本来、大日と同じ我々」が努力する。 『吽字義』「衆生の願いを成就する」意味を含む、「大日如来を表す吽字」を四分割。「カ」因縁。「ア」すべてのものは、本来、生じない。「ウ」大日如来の智慧が心の中に実在。「マ」いかなる場所にも至る。2024/05/23

yuya

1
本屋2019/07/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6947192
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品