内容説明
無神経でもあつかましくもない、おおらかに動じず生きる心の習慣。
目次
第1章 ちょっと図太くなって、たくましく生きる(図太い人は、人間関係もいい意味で「鈍感」;禅は「比べる」ことをもっとも嫌う ほか)
第2章 図太い人は、人間関係にも強い(「先読み」しないことが、人づきあいを円滑にする;自分の無意識な「我」をへし折る方法 ほか)
第3章 図太い人は、気持ちの切り替えがうまい(落ち込んだときは、まず掃除をする;嫌なことは、翌日まで引きずらない ほか)
第4章 怒りをため込まないで、図太く解消する(怒っている相手と同じ土俵に上がらない;いちばんの「仕返し」は堂々と生きること ほか)
第5章 図太さを貫いたその先に(年をとっても図太く生きる;自分の「心の声」を聴く ほか)
特別付録
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学名誉教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じーにあす
23
あまりにもお豆腐メンタルで少しでも図太くなりたいと思い読んでみたら無神経で鈍い図太さではなく禅の考え方を身につけようという本でした。玄関などを結界と見なしてそこを過ぎたら外の事は考えない。「知足」足るを知る。落ち込んだら掃除をする。嫌な思いはその場に置いてくる。「諸法無我」この世に確かな「我」などというものはない。あらゆるものは関わり合いの中で存在している。「喫茶喫飯」お茶飲む時ご飯食べる時はそれに集中する。過去未来に囚われず今現在に集中する。他人と比較せず内なる自分と比べる。ライバルは昨日の自分だね。2025/03/14
ikedama99
5
朝に読む本。「図太い」という言葉の意味は、普段の言葉の意味ではない。もっと「おおらか」なものというか、物事への向き合い方もあるのだろう。一つずつ読み進めるのはいつものテンポだ。やはり、朝に読むのにふさわしい内容。考え、思いをはせるのにちょうどよい。2025/02/12
エムパンダ
5
端から見ればよくあることでも、無性に心が塞いでいつまでも抜け出せなかったり、あれこれ悩んでしまう時、この著者の本をまとめ読みする。少しだけ客観視できるようになり、明日からの活力をもらう。「即今、当処、自己」=「たったいまそのとき、自分がいるその場所で、やるべきことを自分自身でやる」2024/11/03
☆ツイテル☆
2
フライヤー2024/12/21
より
1
★★☆2024/08/18
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