出版社内容情報
見ても食べても思わず顔がほころぶ、おやつについての43篇のアンソロジー。
古今東西の作家たちが、それぞれの偏愛をつづりました。
《作家一覧》
阿川佐和子、阿部艶子、荒川洋治、安野モヨコ、池波正太郎、伊集院光、五木寛之、井上 靖、内館牧子、内田百?、江國香織、尾辻克彦、開高 健、角田光代、久住昌之、久保田万太郎、幸田 文、小島政二郎、酒井順子、佐藤愛子、獅子文六、柴崎友香、東海林さだお、武田百合子、辰野 隆、種村季弘、團伊玖磨、筒井ともみ、長嶋 有、中村汀女、蜂飼 耳、林 望、藤森照信、古川緑波、穂村弘、益田ミリ、三浦哲郎、南 伸坊、向田邦子、村上春樹、森 茉莉、矢川澄子、米原万里(50音順)
内容説明
美味なエッセイ、詰め合わせ。どうしても止められない、ちょっと値の張るチョコレートへの衝動、遠出してでも買いたいようかん、徴兵中の兄が夢中で食べたおはぎ、鍋に浮かぶつるりとした白玉、照れつつお店で頬ばるクリームドーナツ…。読んでいて思わず顔がほころぶ、そして無性に食べたくなる、おやつについての43篇のアンソロジー。古今東西の作家たちが、それぞれの偏愛をつづりました。
目次
ドーナッツ(村上春樹)
チョコレート衝動(角田光代)
プリン・ア・ラ・モードのかわいいジオラマ感(益田ミリ)
かっこわるいドーナツ(穂村弘)
シュウ・ア・ラ・クレェム(森茉莉)
甘い物(安野モヨコ)
幻のビスケット(矢川澄子)
お八つの時間(向田邦子)
クリームドーナツ(荒川洋治)
与客点心(辰野隆)
冬のキャラメル(長嶋有)
悲しいカステラ(佐藤愛子)
甘話休題 抄(古川緑波)
菓子(池波正太郎)
きんとん(阿部艶子)
甘いものゝ話(久保田万太郎)
静岡まで、ようかんを(江國香織)
花見だんご(幸田文)
らくがん(井上靖)
くすぐったい白玉(筒井ともみ)
チョコレートの不思議(東海林さだお)
秋袷(中村汀女)
羊羹(種村季弘)
「3時のおやつ」の話(伊集院光)
東京の煎餅(小島政二郎)
袋菓子の陶酔(酒井順子)
せんべの耳(三浦哲郎)
おはぎと兵隊(久住昌之)
金平糖(團伊玖磨)
キャラメル(武田百合子)
小さな味(阿川佐和子)
メロン・パン筆福事件(五木寛之)
甘栗(藤森照信)
おやつに食べるもの(南伸坊)
砂糖と塩(柴埼友香)
ベルギーへいったら女よりショコラだ(開高健)
今川焼、鯛焼き(鉢飼耳)
チョコレート(内館牧子)
本町の今川焼(獅子文六)
遠足とチョコレート(林望)
シュークリーム(内田百〓)
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家(米原万里)
チョコボール(尾辻克彦)
感想・レビュー
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