出版社内容情報
静かなブームが続く鉱物。
本書では、鉱物を化学組成のグループで分け、どんな場所でどんなふうに生成しているのか、そのふしぎを紐解いていきます。
鉱物写真家でもある著者が撮りおろした写真は美しく見ごたえたっぷり。
フィールドワークに出る人に向けて、判別の仕方のコツなども紹介しています。
内容説明
知れば知るほどおもしろい鉱物の世界へ…!鉱物を12のグループに分けて、わかりやすく解説します。
目次
知っておきたい鉱物の基本
ダイヤモンドや金の仲間
黄銅鉱や輝安鉱の仲間
蛍石、ルビー、赤鉄鉱の仲間
霰石、孔雀石、テレビ石の仲間
天青石や石膏の仲間
燦灰石やトルコ石の仲間
橄欖石やガーネットの仲間
エメラルドやトルマリンの仲間
輝石や角閃石の仲間
雲母や粘土の仲間
水晶や長石の仲間
琥珀と天然ガラス
著者等紹介
渡邉克晃[ワタナベカツアキ]
サイエンスコミュニケーター。地質・鉱物写真家。1980年三重県生まれ。広島大学にて博士(理学)の学位を取得後、物質・材料研究機構(NIMS)、東京大学地球生命圏科学グループ、原子力規制庁技術基盤グループにて地球科学分野の研究に従事し、2020年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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manamuse
25
ちょっと小難し過ぎるかな。写真も微妙に伝わりにくい。ただ、パイライトに球状があるとは知らなかった…欲しくないけど。2022/09/14
❁Lei❁
21
鉱物の写真がとても美しい一冊。星や魚の眼、果物などに似ている鉱物を発見するのが楽しかったです。お気に入りは、星を散りばめた夜空のようなスコロド石、断面が星の放つ光芒に似ている銀星石、たくさんの星が溢れ出しているトルマリン白雲母(スターマイカ)、エメラルドグリーンに輝くフッ素魚眼石。面白かったのは、色合いがスイカに似ているリチア電気石(ウォーターメロン・トルマリン)、その名の通りの葡萄石や松茸水晶。説明文は、専門用語や化学元素などが盛りだくさんで難しかったですが、それだけ専門性が高い本とも言えます。2025/07/10
栄吉
4
★★★★☆ ちまちま読む。自然って凄い!綺麗な図鑑。2024/12/01
kaz
3
宝石の魅力とはまた別の意味で不思議な魅力を感じる。図書館の内容紹介は『なぜこの形? どうしてこんな色? 鉱物の見た目だけでなく、色や形に秘められた意味、産地や生い立ち、稀少で高価な理由などを、やさしい解説と美しい写真で紹介する図鑑。化学式や比重、硬度などのデータも掲載』。 2022/09/15
櫛橋光
1
鉱物図鑑です。写真はアップになってて見やすいかな。2022/12/17