出版社内容情報
演出家として日々「人前でリラックスする方法」に向き合う著者による、心と身体をリラックスさせるレッスン。
内容説明
「演劇の歴史は長いです。昔から、緊張する俳優はいて、それをどうしたら緊張しなくなるだろうかと、世界中の演出家や俳優が試行錯誤してきたのです。演劇界には、リラックスするための膨大な知恵と技術の蓄積があるのです。」演出家として長年「人前でリラックスする方法」を考えてきた著者による、心と声と身体をほぐすための4つのレッスン。
目次
1 身体をリラックスさせる(身体をほぐせば、精神もほぐれる;身体の重心を下げる ほか)
2 「与えられた状況」に集中する―精神をリラックスさせる(精神的アプローチ―自意識、このやっかいなもの;「リラックスして」と言われてもリラックスできない理由 ほか)
3 「今ある状況」に集中する―精神をリラックスさせる(「人前」について;「今ある状況」を味方につける―場所と親しくなる ほか)
4 目的と障害を意識する―精神をリラックスさせる(目的と障害;「与えられた状況」をイメージできる場合 ほか)
著者等紹介
鴻上尚史[コウカミショウジ]
1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。在学中に劇団「第三舞台」を結成、以降、作・演出を手掛ける。1987年「朝日のような夕日をつれて」で紀伊國屋演劇賞、1992年「天使は瞳を閉じて」でゴールデン・アロー賞、1994年「スナフキンの手紙」で第39回岸田國士戯曲賞、2009年「グローブ・ジャングル」で読売文学賞戯曲賞を受賞する。現在は「KOKAMI@network」と「虚構の劇団」で活動中。また、舞台公演のかたわら、映画監督、ラジオパーソナリティ、小説家、エッセイスト、など幅広く活動中。NHK BSの「COOL JAPAN 発掘!かっこいいニッポン」では、2006年の番組開始から司会者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。