だいわ文庫<br> 言葉の園のお菓子番―孤独な月

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だいわ文庫
言葉の園のお菓子番―孤独な月

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479308843
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

亡き祖母の縁で始めた「連句」を通して新しい人や仕事と繋がっていく一葉。別れと出会い、悲しみと喜びが孤独な心を照らす感動作!

内容説明

二十六歳で職を失い、亡き祖母の縁で連句会・ひとつばたごに通いはじめた一葉。書店員の経験を生かし、自分にできること、自分にしかできないことを探しながら手探りで働き始めるなか、連句メンバーから意外な仕事の打診を受け…。ひとりひとりの心を映した言葉と言葉が響き合い、連なり変化していく連句のように、人と人が、想いと想いが、仕事と仕事が繋がり、その先の道へと光を放つ―。別れと出会い、悲しみと喜びが静かに心を満たし、前を向く勇気をもらえる感動の人気シリーズ、待望の第二弾!

著者等紹介

ほしおさなえ[ホシオサナエ]
1964年東京都生まれ。作家・詩人。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2016年『活版印刷三日月堂 星たちの栞』が第5回静岡書店大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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しんごろ

207
あいかわらず連句のルールがわからない。登場人物達もわかってないみたいだから、まあいっか。ルールがわからないけど、連句は面白そうだ。歳時記、買おうかな。一葉の祖母の治子さんは、太陽のような人だったんだろうなと読み終えて思う。言葉を紡いで、気づけば人を繋いでる。言葉を繋げて、気づけば人の輪を作っている。連句を通して、言葉の大切さがわかるね。物語は、治子さんを知る新たな登場人物など、新たな登場人物が“ひとつばたご”を活気で潤いさせ、温かさも増している。一葉も職が決まり、仕事、連句、頑張ってほしいね。2022/02/15

みっちゃん

157
「孤独な月」作中人物の口を借りて、ひと一人一人をこう例える作者。だから私は、どんなに優しいほしおさんの物語を読んでも一抹の寂しさと哀しみを感じるのだろうか。ひとは生まれる時も、この世を去る時も独り。でもだからこそ、自分の想いは丁寧に言葉にのせて伝えなくては。「言葉と言葉が響き合い」繋がれば、ひとの想いもきっと繋がる。職を失った主人公が得た居場所と絆。どんどん広がって深くなっていくね。大事に。大切に。2022/04/26

シナモン

150
シリーズ2作目。一葉が勤めることになった「あずきブックス」に興味津々。カフェメニューが魅力的。生の果物を入れた日本茶ってどんな風になるんだろう。登場する和菓子も美味しそう。富山のお菓子、食べてみたいな。今回は老いと死というものを考えさせられた。「もう未来が残されていないという悲しみ、消える日が目前に迫ってくることへの恐怖。どうしようもない叫び」…言いようのない気持ちになったけど「人はみんな、生きてるうちに泣いて笑って、生き切るしかない」そうだよなぁ。丁寧に大事に読んでいきたいシリーズ。2021/10/28

あすなろ

130
第二作目である本作品。ほしお氏の作品、特に本作は連句会がテーマとなっているだけあり、言葉が殊更温かく豊かに感じるのは僕だけであろうか。お菓子・書店・句等々もそれ等により際立って優しい世界を構築しているのであるが、加えて人に、特に亡き者への温かく優しい言葉達の彩りが読み手の心を掴むと思う。そして、前巻の際も思ったが、連句会へ参加したくなりますね。そして、ラストの連句で「月明をやさしく包むお菓子番」というのがまた良いですね。2022/04/17

のぶ

129
シリーズの2作目。連句がテーマになっているが、連句のルールがよく分からない。前作にも本作にも決まりごとは記されているのだが、依然として理解できない。良い集まりだと思うが、少なくとも自分には向いていないと思う。そんな中で主人公の一葉の日常は面白く描かれていた。あずきブックスへの就職が決まり、書店員の経験を生かし、自分にできること、自分にしかできないことを探しながら手探りで働き始める。一葉の背中を押したくなった。連句は難しいと書いたが、投句されるものは味わいのあるものが多く、今後を期待させるものだった。2021/11/01

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