内容説明
四季の彩り豊かな自然を誇る日本。自然とともに、季節の移ろいを感じながら生活をしていた時代、1年を24等分した二十四節気をさらに3つに分けた七十二候は、自然を見つめ、時節を感じる目安として重宝されていた。季節を慈しみ、草花や鳥、魚、天気など自然の変化を繊細にとらえた旧暦の世界を楽しむ暮らしの歳時記。
目次
第1章 二十四節気、七十二候を楽しむ(旧暦1月―初春;旧暦2月―仲春 ほか)
第2章 暦で知る季節のうつろい(五節供;雑節)
第3章 暦で知る自然のリズム(暦からわかる自然のリズム;月の満ち欠け―朔望 ほか)
第4章 日々の吉凶と方位の吉凶(お日柄は日々を謙虚に生きる道しるべ;旧暦時代の暦に見る暦注 ほか)
著者等紹介
松村賢治[マツムラケンジ]
1942年広島市生まれ。一級建築士。大阪大学大学院建築工学修士課程修了後、竹中工務店に勤務。74年に同社を退社し、1年9カ月に及ぶヨット世界周航の旅へ。81年に社団法人大阪南太平洋協会(ASPA:現一般社団法人南太平洋協会)を設立、理事長に就任。87年からパプアニューギニア、マーシャル諸島等で自立支援活動・建設指導ボランティア等に従事している。各地で町づくり、村おこしのアドバイスも行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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