出版社内容情報
元「日本一のニート」が教える、ラクを極めるヒント集。本当はしなくてもいいことを手放して、自分の人生を取り戻そう!
pha[ファ]
著・文・その他
内容説明
人生の99%はあなたに必要がないことだ。心がすっきりラクになる36のヒント。
目次
第1章 環境をスッキリさせる 所有しないリスト(なんでもタダでもらえる時代?;余計な買い物をしない ほか)
第2章 行動をラクにする 努力しないリスト(怠惰は美徳である?;だるさを無視しない ほか)
第3章 意識をラクにする 自分のせいにしないリスト(自己責任は50%でいい?;二択で考えない ほか)
第4章 人生をラクにする 期待しないリスト(諦めれば人生はラクになる?;閉鎖的にならない ほか)
著者等紹介
pha[PHA]
1978年生まれ。大阪府出身。京都大学総合人間学部を24歳で卒業し、25歳で就職。28歳のときにインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社を辞める。シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
145
思っていた内容とは違っていたけど、することリストよりもしないことリストの方が人生には大事だと思うので自分のリストも思い描いてみようと思います。この人のしないことはかなり大胆。仕事上のしないことリストは残念ながら私の仕事ではちょっと難しいです。2020/08/02
takaichiro
97
日本における戦争なき時代の継続(価値観の爆発的な拡大)、インターネット発展による情報発信・共有の進化、一方で情報・消費煽動過多、所有からサブミッションへの展開などを背景に現代社会での生き方を、ニート経験のあるPhaさんが記載。36のヒントを俯瞰し抽象化すると「とんでもないスピードで変わる社会に疲弊しがち。そのことを冷静に認識し、「自分」が感じること・やりたいことに立ち戻り、素直に実行する方が幸福感が高いよ。頑張りすぎず、中庸を旨として生きませんか」のメッセージが見えてくる。自分らしく生きたものですね。2019/09/07
修一朗
87
人生のハードルを下げてお気楽に生きたいという気持ちは私も持ち合わせているので,自分に負荷をかけずに生きるTIPS集にはそれなりに興味ある。書いてあることのあれこれは,社会性に欠けている自覚があってそれでもなんとか生きていこうとしている人なら常日頃実践していそうなことばかりだ。引用がやたら多くて焼き直し的フレーズも多くて残念。生きづらいと思いながらも,家族を持ちたいとか自分の人生何かしたいと思う人には向かない本。2020/02/29
izumi
60
そういう生き方もあるのだなぁっと気づかせてくれる本。書いてあることは、けっこう一人で行動していることが自分は多い気がするが、そんな人間は少しは人と関われと、常に群れているような人間は、少しは群れるのやめろと、まあ人生ほどほどが一番いいということだな。人に合わせすぎず、他人に押し付けすぎず、自分のペースに気づかせてくれる本かもしれない。まあ人間いろいろいるし、その人に合った生き方をしましょうってことですね。2020/01/12
Tsuyoshi
55
楽に生きるためのヒント的な一冊。結構実践できてるんだなぁと自身に感心(笑)、でも行き詰まった時にはまた読み返してみよう。特に「他人に任せる」「人の意見を気にしない」点は意識していきたい。2019/12/05