出版社内容情報
ゾクッと背筋に走る悪寒…怪談実話シリーズ第7弾!
衝撃の処女作を越す大作! 『闇夜の訪問者』から1年。日本唯一の怪談ライブバー「スリラーナイト」のエース怪談師が再び封を解く!
内容説明
日本唯一の怪談ライブバー“スリラーナイト”のエース怪談師による戦慄の怪談実話集第2弾!「荒れた社宅に書かれた不思議な落書き」「祖母宅の縁側に現れた月に照らされた影」「湖のホテルで体験したエレベーターの怪現象」「売り場に必ず造花を飾っている書店の謎」「怪談ライブの最中に入ってきた悪霊」など、著者が経験し、蒐集した恐怖奇譚の数々が脳裏を抉る。読後あるいは読中、絶対に後ろを振り向いてはいけない!
著者等紹介
匠平[ショウヘイ]
北海道江別市生まれ。プロ怪談師。地元の高校を卒業後、当初は専門学校を経て整体師として勤務するが、その後、札幌・すすきのにオープンした日本唯一の怪談ライブバー“スリラーナイト”に語り手として転職。現在はエース怪談師として、札幌と東京・六本木にある同店の2号店を往復する多忙な日々を送りつつ、各地のイベントにも怪談の語り手として参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
69
実話怪談集。昨今の実話怪談集としては珍しく、ほぼ全編心霊話によって構築されている。ただこういう話を続けて読んでいると、何故に実話怪談が幽霊から奇妙な話にシフトしていったのかがわかるような気もする。幽霊話という坑道はもうあらかた掘りつくされたのであるな。あと個人的には幽霊は幽き出現が怖いように思うのだけど、ダイレクトに出てきているしなあ。あと基本力技だし。「赤い札」とか「七人御先」「赤いちゃんちゃんこ」とかは、一周回っていい方向に作用してるけど。何となく読みながら懐かしさを感じる部分も多かった一冊でした。2017/08/28
澤水月
19
過去作を引く書き方が多く忘れており困惑。冗談、共感覚、エチオピアの生霊は良かった。著者が自身の短所理解しているようなので不快ではない、語り聴くといいタイプなのと恐らく誠実なのかなと…確かに創作怪談は筆力ないと酷いことになる! 北海道怪談多く興味深い2017/07/11
tow
6
今日は残りを一気に読んだけど、肩は痛くならなかった。よかった。面白かったけど、前作で出て来た誰々さんの、とかいう前置きいらなくない?2019/12/25
乱歩太郎
5
幻夜の侵入者、読了。 前作に続き、実話怪談を読んでしまった。現実なのか非現実なのかわからなくなってくるのが怪談。前作を読んだ上で今作を読むとゾッとする話もあり、面白かったです。2018/03/05
刹那
4
★★★☆☆ んー。まぁまぁかな。2017/06/11
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