内容説明
初めて部下という存在をもったとき、どのように接したらいいかは、誰もが悩むところです。「言いたいことがちゃんと伝わるだろうか」「どうしたら、やる気をだしてくれるのだろう?」「どうして、いつも不満そうなんだろう?」そんなとき、役に立つのがコーチングを使ったコミュニケーション・スキル。部下の行動を変えるのは、指示命令ではなく、普段の「ちょっとした一言」と「質問の仕方」なのです。
目次
第1章 なぜ、言われたことしかしないのか?
第2章 行動を変えるのは、命令ではなく質問の仕方
第3章 話をよく聞くと、部下は自分から動くようになる
第4章 部下の成長は、上司の見守り方で決まる
第5章 相手のタイプによって、コミュニケーションを変える
第6章 それでもうまくいかないときには
著者等紹介
伊藤守[イトウマモル]
大学卒業後、商社勤務を経てコミュニケーションに関する研修事業をスタートさせる。日本最初の国際コーチ連盟(ICF)マスター認定コーチとなり、企業・経営者の個人コーチも手がける。コーチ・エィ、コーチ・トゥエンティワン、ディスカヴァート・トゥエンティワンなどを設立、代表取締役をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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妙な…本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白黒豆黄昏ぞんび
15
暮しの手帖で連載をされている伊藤守さん。そのコラムで興味を持ち、読んでみました。実際、わたしには部下はいないのですが、上司と部下という関係でなくても応用が出来そう。例えば家庭内でも。わかりやすい言葉でシンプルに書かれているけど人間関係を築く上でとても役に立ちそうなスキル集でありました。大切なのはテクニックよりも心持ちなんだろうと思います。2017/02/17
ベジコ
5
タイプ分けとそれに対応したコミュニケーション技術の紹介はとてもよかった2016/02/01
r_ngsw
3
コーチングの基礎の基礎のような感じ。大切なポイントが端的にまとめられている。が、読むだけはアッと言う間なので、そこから先をどう生かすかが分かれ目かな。2016/10/15
slow_life
3
気軽に学べるコーチング本。 本来の自分の適性や、やりたいことが見つかれば、仕事に取り組みたいと自然に思う。人は自分の内側にある情報を一度言葉にして外に出さないと認識できない。 安心しているとき、人は進んで動く。 コミュニケーションは、質より量。 アクノレッジメント。 物事に対する視点。アソシエーションとディソシエーション。2011/02/01
アキコ
2
コーチングで有名な伊藤守さんの著書。 コーチングの入門書としてはとても読みやすいです。しかし、コーチングのスキルをこの本で身につけるのは難しいと思います。 上司から部下へのコミュニケーションとして書かれていますが、上司はどういうことを考えているのか、上司の言葉の意図を知るのに有効な本かも。2012/02/15