内容説明
「聞いたことはあるけどよくわからない、でも知りたい」そんな科学の話が、理系が苦手な人でも楽しく読める！人間を解き明かす「心脳問題」「利己的な遺伝子」、この世界の不思議を探る「スモールワールド理論」「カオス理論」、サイエンスの野望が見える「万物理論」「並行宇宙」「ダークエネルギー」など、基本から最先端まで、世界をガラリと変えた二〇の“ビッグ・アイデア”をわかりやすく解説。
目次
１ 人間の謎を解き明かす（心と脳はどういう関係？―心脳問題；「生まれと育ち」どっちが重要？―遺伝と環境；人間は遺伝子にあやつられてる？―利己的な遺伝子；人類のご先祖さまはどこにいた？―人類アフリカ起源説；迷ったときの答えの見つけ方―ゲーム理論；「もっともらしさ」を知る方法―ベイズの定理）
２ 世界は不思議に満ちている（６人で世界のだれともつながれる？―狭い世界理論；ブラジルで蝶が羽ばたくと、テキサスで竜巻が起こる？―カオス理論；自然災害のリスク管理もできる？―極値理論；“地球滅亡の日”がやってくる可能性―天変地異説；５０００万年後には地中海は消滅！？―プレートテクトニクス論）
３ サイエンスの野望のゆくえ（コンピュータは人間のようになれる？―人工知能；原子の力を生み出したすごい公式―特殊相対性理論；ＳＦを現実にする不思議な理論―量子からみ合い；世界の粒子はどこまで統一できる？―標準理論；宇宙にある４つの力は統一できる？―万物理論；宇宙誕生の謎をめぐるてんやわんや―ビッグバン；宇宙の理論を握る謎の力―ダークエネルギー；「もう一人のあなた」がいる世界―並行宇宙；すべては人間のために存在する！―人間原理）
著者等紹介
マシューズ，ロバート［マシューズ，ロバート］［Ｍａｔｔｈｅｗｓ，Ｒｏｂｅｒｔ］
イギリスで活躍する科学ジャーナリスト。アストン大学情報工学部客員講師。暗号解読から偶然の確率まで、幅広い分野について先駆的な研究をおこなう。「サンデー・テレグラフ」「タイムズ」「エコノミスト」各紙誌の科学記者をへて、自然科学とテクノロジーを紹介する雑誌「ＢＢＣフォーカス」のアンカーマンに。科学誌「ニュー・サイエンティスト」、経済紙「フィナンシャル・タイムズ」などにも、タイムリーでわかりやすい科学記事を寄稿。英国サイエンスライター協会「フィーチャー・ライター・オブ・ザ・イヤー（２０００年）」ほか受賞多数
仁熊裕子［ニクマユウコ］
１９６４年、兵庫県に生まれる。関西学院大学文学部心理学科卒業。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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