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だいわ文庫
豆腐の如く―ありのままに生きてみよう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784479301813
  • NDC分類 159
  • Cコード C0112

内容説明

なぜ「豆腐」か?豆腐は「しまりがあって軟らか」「煮ても焼いてもよろしく」「和して味さまざま」…と、人に処世の極意を教えてくれる。人間関係の問題にも、性格上の問題にも、生き方の問題にも、これだ!という絶妙な答えが返ってくる。本書で生きかた上手へまっしぐら。心の名医、秘伝の人生読本。ベストセラー名著文庫化。

目次

序章 世の中が脂っこいから豆腐がうまい(最後に食べたいと思うもの;陸軍病院特製豆腐 ほか)
第1章 しまりがあって軟らか(「豆腐で歯を傷める」!?;軟弱大いにけっこう ほか)
第2章 煮ても焼いてもよろしく(豆腐の味は七変化;「自分の味」が出せるまで ほか)
第3章 和して味さまざま(かくして、わが家は寄せ鍋状態となる;斎藤家の家庭憲法三ヵ条 ほか)
終章 とぼとぼと自然に任せて生きる(父が敬慕した良寛;「騰々、天真に任す」生き方)

著者等紹介

斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年、歌人・斎藤茂吉の長男として東京に生まれる。慶応義塾大学医学部を卒業。「心の名医」と定評のある精神科医として活躍する一方、執筆活動をとおして悩める人、迷える人へのアドバイスを続けてきた。2006年11月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

左端の美人

13
なかなかの良書でした。豆腐に学ぶ生き方としての柔軟性、自分らしさと個性、人間関係。豆腐の如く在りたいな。「堅い木が折れやすいのは、柔らかさに欠けるために逆境に適応できないからだ。逆境になればなるほど、窮地に追い込まれれば追い込まれるほど、柔軟性がモノを云う。ところが私たちは反対に、窮地に陥るとむしろ【強】や【硬】に訴えよとする。ムキになったりイコジになって、冷静な判断力を失うのである。がむしゃらに風に逆らうのはたくましさではない。我を張らず、状況にすっと順応できるしなやかさが、たくましさの本質である」2017/07/21

つくし

4
久々に再読。豆腐賛美、人もそうありたい。柔らかくて無味なのではなくて、くずれない強かさやにがりがある。だけれどもどんな料理にもそれに相応しい姿になる柔軟性。大豆製品すごいなぁ。2021/02/03

つくし

1
柔らかいけど自立していて、どんな場面でもお料理と一緒でも邪魔にならない。なんとも素敵ですね、豆腐。メインの出典である随筆も読みたくなりました。2019/03/20

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