内容説明
「無意識」と「夢」に分け入る精神分析学は、人間観の革命的な変化をもたらした。その変化の影響は、医学のみならず、文学、思想、芸術にまで及んでいる。精神分析学の基礎を築いた医師フロイトの研究人生をなぞりながら、「心」の秘密を解き明かしていく過程をやさしく解説。「精神の考古学者」「無意識世界の探検家」といわれるフロイトとともに、「まだ見ぬ自分」を探す旅に出てみよう。
目次
第1章 夢判断
第2章 催眠療法
第3章 自由連想法
第4章 性の神秘
第5章 エス・自我・超自我
第6章 自我の確立
終章 夢の実現
著者等紹介
石田おさむ[イシダオサム]
1951年、福岡県に生まれる。サラリーマン生活を経て上京し、マンガ家となる
福島章[フクシマアキラ]
1936年、東京に生まれる。上智大学名誉教授。医学博士。東京大学大学院医学系研究科精神医学専攻博士課程修了。府中刑務所医師、東京医科歯科大学助教授を経て上智大学文学部教授(心理学科)となる。病跡学、犯罪心理学の権威としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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上岡ゆりのき
2
こういう現状になってるのもなにがしかのご縁かな、なんてことを思いつつ心理学分野に手を伸ばしてみた。まずは入門的なモノから。私は去年センター試験で倫理受験をした関係か、ちょいちょい知ってるお話もありました(笑)心理学者というか、分析者って自分と向き合い続けた結果でもあるんだな…。人の心の働き、一番近いはずなのに一番深い、そんな謎についてもっと知りたくなりました。2013/10/06
myu
1
漫画だったからすぐよめた2009/11/19
neti2
1
雰囲気をつかむだけ。数の少ない症例だけでよく考察したものだと思う。かなりミスリーディングしているのではないか。分析するという発想だけでもすごいが。2009/05/20
調“本”薬局問悶堂
0
マンガで読んでも難しいものは難しい。2022/05/16
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