出版社内容情報
生きてるだけで愉しけりゃ、無敵だ――。
独自の視線で世相を見つめ続けていた勢古氏は、数年前に脳梗塞を患った。
そして病を経て75歳を迎え、世間を捨てて愉快に生きる「無敵の境地」にたどり着く。
スカッと笑えてじんわり沁みる老後論。
内容説明
人生楽しまなきゃ損?余計なお世話だ。生きてりゃ、それでいいんだよ。スカッと笑えてじんわり沁みる、脳梗塞を経た勢古浩爾75歳の新・老後論!
目次
第1章 八十歳まで生きりゃ、とりあえず無敵だ
第2章 生きてるだけで愉しけりゃ、無敵だ
第3章 世間なんか捨ててしまえば、無敵だ
第4章 歳をとっても腹は立つ
第5章 老後で「やめた」老後で「見つけた」
第6章 敵を無くしてしまえば、無敵だ
著者等紹介
勢古浩爾[セココウジ]
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒。洋書輸入会社に34年間勤務し、2006年退職、以降は執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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団塊シニア
13
作者の定年退職後の生活は私と重なる部分が多い、老年期は楽しいことよりも、健康含め悩みが深くなる、無敵の老後は自分自身の問題というのが読後の感想である2024/10/02
コチ吉
8
人生100年時代というまやかし。いや、おっしゃる通りである。定年、引退後に何も別の世界が待ち受けているわけではない。今までやってきた事をガラリと変えることなど人間にはできやしない。いつも通りに本を読んで音楽を聴き、ぶらりと自然の中へ分け入る、ちょっとした旨いつまみで酒を飲む。でも色々不平不満は多くなりそうで、どう自制するかが6勝4敗でかろうじて勝ち越すためのカギ。でも結局負け越しそうだなあ。2023/06/17
オールド・ボリシェビク
8
勢古さん、老いてますます頑固になって、第三者には制御不能だな。それでも面白い。頑固さが芸になるなんて、なかなかできないことだから。中身は、馬鹿みたいに、世の中の声に流されるんじゃないよ、いい年してということに尽きるのだ。それもいつもの勢古節だ。やりたくないことはやらなくて良い。生きてりゃ、それで良い。投げやりではないぞ。究極の真理だぞ。へっ、みんな還暦を過ぎればわかるだろうぜ、って勢古さんが笑っているよ。2023/05/12
FUKUIKE
6
★★★☆☆ タイトルが気になって図書館で借りる。"いい生活の根底はやはり健康だ" ここだけは勢古氏の考え方に共感できた。2024/04/30
Taeko Sugiyama
3
夫の本。頑固おばさんの自分でもそりゃあ頑固すぎるよとおもうところが沢山あった。2024/08/27