出版社内容情報
身近な人が認知症かもしれないと感じたとき、多くのことが不安になると思います。認知症家族との向き合い方、病院へ連れて行く方法、銀行や家の手続きなど、これから起こりうることにも対応する1冊です。
内容説明
2025年には65歳以上の約5人に1人が認知症になるといわれています。認知症は誰でもなる病気です。今、元気なあなたの家族も、あなた自身も近い将来になる可能性があるのです。そんなとき、家族はどう向き合い、どんな手続きをするべきか。本書は、そんな“もしも”の場合のために、寄り添い、備える1冊です。
目次
第1部 家族が認知症になったときの向き合い方(認知症についての基礎知識;老化によるもの忘れと認知症の大きな違い ほか)
第2部 家族に介護が必要になったときの手続き(介護は行政やプロに頼ろう;介護保険とはなにか ほか)
第3部 認知症になったときのための相続(認知症にまつわる名義変更について;相続対策の重要性 ほか)
第4部 家族が亡くなったときの手続き(身近な人が亡くなってしまったら;死亡届と火葬許可申請書 ほか)
著者等紹介
河野和彦[コウノカズヒコ]
1958年愛知県名古屋市生まれ。名古屋フォレストクリニック院長。82年近畿大学医学部卒業。医学博士。91年に名古屋大学医学部附属病院で初の認知症外来を開設し、以後7箇所の医療施設で認知症外来を開設してきた。アルツハイマー型認知症治療薬アリセプトの処方数は発売当初から日本一を維持。アリセプトの長所と短所を熟知し、レビー小体型認知症に対する低用量処方を考案。共和病院時代からはじめた認知症ブログで認知症薬物療法マニュアル「コウノメソッド」を公開し全国から患者が来院するようになる。2007年からコウノメソッドに賛同する全国の医師を実践医登録しイン的確な処方を受けられる体制を整え、コウノメソッドは処方の難しいピック病、レビー小体型認知症にも大きな成果を挙げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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