内容説明
衣食に限らず、万事にわたって、一番確かなもの、よい形を残し示しておられるのが皇室である。本書では、興味深い皇室や王室のエピソードに触れながら、日常の立ち居振舞いから国際社会の社交知識まで“確かなお手本”を紹介する。
目次
服装の章(正装(フォーマル・ウェア)
準礼装 ほか)
食事の章(西洋料理;中国料理 ほか)
社交の章(美しい姿勢のマナー;振舞いのマナー ほか)
パーティーの章(プロトコールの実際;パーティーの種類とマナー ほか)
著者等紹介
酒井美意子[サカイミイコ]
加賀百万石の家柄を継ぐ侯爵前田利為氏の長女として東京に生まれる。幼少時をロンドンに過ごし、帰国後、天皇家の第一皇女照宮成子内親王の学友として女子学習院を卒業。元伯爵家の酒井忠元氏と結婚、二男一女の母。本場仕込みのマナーと日本の伝統的作法を身につけたマナーの第一人者として、ハクビ総合学院などの学長をつとめるかたわら、評論家としても活躍した。1995年没
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感想・レビュー
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若黎
8
図書館本。ロイヤルにはご縁はないが、人としてのエチケットは参考になる部分もあった。2023/12/02
ミュンヘン
3
昼の服装、夜の服装を必ず変えることなどの話をエリザベス女王の具体例を挙げて説明してくれるなどわかりやすい。ドレスを選ぶ際は必ずネックレスを持っていきなさい、宝石が主、ドレスが従とか、昼間は光彩を内に秘めた宝石(琥珀、ガーネットなど)がいいなどいろいろ興味深かった。また王族を招く際は必ず主賓で招くこと、など、私の人生でおそらく使い道はないだろうが面白い。2010/03/11