内容説明
人生の最終目標は平凡な結婚のはずだった。なのに、いったいどうして、こんなことになってしまったのか。おなかの底から元気と勇気が湧いてくる、読み出したらやめられない本音痛快エッセイ集。
目次
死活問題
気づかぬ言葉
許容の範囲
結婚しない十得、子供のいない十得
うつわ改革
ビニール袋ヒーリング
秘書テープ嬢
質問一つ
二十代の陰鬱
停滞の楽しみ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazu@十五夜読書会
44
阿川さんのエッセイ集。今回は「いつもひとりで」のテーマに沿うエッセイを色々なメディア・方面で書かれた・吐いた?物が集まってます。過去の見合いのお相手は国会議員にも、佐和子さんが憧れる夢の「お嫁入り」が表紙、初めてエステで顔を磨き敬遠していた音楽の楽しみ方に目覚め、食事を心から美味しく味わうための研究に余念なく、友人、家族、仕事仲間に恵まれて、パワフルに日々を送る佐和子さんだが今後は「ひとり」の覚悟を決めつつ…… 気楽なたわごとで開き直り。読後感は間違いなく爽快で心温まる。2013/04/24
しろいるか
3
ひとり(独身)もまた楽し。2006/03/20
ふう
2
阿川弘之『七十の手習ひ』と続けて読んだ。 父と娘の同時代の随筆。 娘のほうは平易で読みやすく、父・阿川はさすがにうまい。 ユーモアのセンスが、父娘いっしょで、とても好ましい。 めったにできないこの読み方。おすすめです。 2014/03/23
くまごろー
2
バラバラの媒体に掲載されたものを集めたとは思えない、ひとつ筋の通った主張でした。語り口が好きで、読み終わったらなんかすっきりするのです。2009/12/13
みさよ♪
1
図書館がコロナの影響でまだ閉館していて借りてる本全て読んでしまったので自宅の既読本を再読。阿川さんの20年前のエッセイ。20年後、結婚してると思っていたかなぁ。和田誠さんの阿川さん本の表紙、大好きでした。2020/05/18
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- 和書
- 山田政利自伝