内容説明
義兄のタンス店での丁稚奉公を皮切りに、家具製造一筋に生きてきた道のりは、決して平坦ではなかった。―大正から、昭和、平成への激動の時代を生きた、共感あふれる山田政利の足跡。
目次
第1章 木曽から名古屋へ
第2章 徒弟時代
第3章 戦時下の苦悩
第4章 復興と成長へ
第5章 全国展開へ
第6章 第三の人生
第7章 成長と挫折
終章 回顧録
著者等紹介
山田政利[ヤマダマサトシ]
大正10年6月岐阜県八百津に生まれる。昭和9年3月豊橋の東田尋常小学校卒業。卒業と同時に、タンス職人への道を志し、江川タンス店に奉公。昭和19年6月出征、徳島県の小松航空隊に配属される。3カ月間の新兵教育を経て、愛知県の海軍航空隊明治基地へ。終戦後、江川工業で様々な家具商品を開発し、会社を大きく発展させる。昭和38年独立して山田工業を興す。昭和40年社業の発展にともない山田工業からヤマコー工業に社名を変更。社長業のかたわら「愛知県工業組合」の理事長を長く務め、中部地方の家具メーカーの振興発展に尽くす。昭和63年ヤマコー工業を整理し、25年にわたる社業の歴史に幕を引く。その後は、ボランティア活動など様々な社会活動に携わり今日にいたる
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