内容説明
グリム童話のふるさとを旅してみませんか?中世の美しき街並み、「野ばら姫」の眠る城、ねずみとり男の伝説、華やかな祭りとパレード―。今も息づく数々のメルヘンを道しるべに、素敵なドイツの旅にご案内いたします。
目次
メルヘン街道の旅
“黒い森”と古城の伝説
ドイツの祭りと人々の暮らし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤井宏
4
ドイツのメルヘン街道をめぐる紀行文。イラストと紹介されているグリム童話がいい。それとミュンヘンのビール祭りとかドイツワインとか。旅したくなります。2022/06/08
Hirouch
1
ドイツの森や白に興味があり、本屋でぱらぱらとめくってみて、文章のわかりやすさとまるで自分が旅をしているかのような空気感を醸し出す文の雰囲気に惹かれ、購入してみました。 ドイツを南から、グリム兄弟の残した足跡を辿って北上しながら、個人的な体験と史実、グリムの物語を織り交ぜながら、その土地について描写しています。 ドイツの夏の爽やかさ、冬の厳しさと厳しいがゆえに知恵をもって冬を楽しもうとする人々の生活、全土にわたる美しい自然。この本を読んでドイツを旅したくなりました。2014/09/25