だれも寝てはならぬ

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478930762
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

ファンタジーやYA本、児童書で人気の作家17人が勢ぞろい。ゾクッとふるえてニヤリと笑う17のストーリー。

著者等紹介

安次嶺佳子[アジミネケイコ]
東京生まれ。立教大学社会学部卒

内藤文子[ナイトウフミコ]
東京府中市出身。上智大学外国語学部卒

西本かおる[ニシモトカオル]
京都府生まれ。東京外国語大学卒。商社勤務ののち翻訳に専念

橋本恵[ハシモトメグミ]
東京生まれ。東京大学教養学部卒。銀行に勤務ののち翻訳に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

95
豪華な執筆陣17人による、贅沢なショートストーリーズ。解説もあとがきもなく、書き下ろしかどうかは不明。原題は『Kids' Night In』なので、寝る前のお話なのかな。第1部は怪談集、第2部はあれこれ詰まったおもちゃ箱のような構成。マロリー・ブラックマンの『ぽた、ぽた、ぽた』が怖い。マーガレット・マーヒーの『影泥棒』は彼女らしく明るい怪談。マイケル・モーパーゴの『カルロスへ』は胸に迫る。ガース・ニクスの『ウサギのチャーリー』、ディック・キング=スミスの『海をわたったカエルの話』が面白かった。2015/11/11

鴨ミール

33
児童書のようだが、読み応えのある短編集。怖い話もあるが、戦争の話が緊迫感がありとても怖かった。また、戦争のために息子の成長を見届けられなかった父親の手紙には胸が痛くなる。様々な短編があるので、飽きないで読み切れると思う。小学校高学年〜中学生。2024/12/08

星落秋風五丈原

19
ファンタジーやヤングアダルトの本、児童書で人気の作家17人が、子どもたちと、かつて子どもだった人たちに贈る、ゾクッとふるえてニヤリと笑える話がぎっしりつまった宝箱。2007/12/23

dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

8
子供のための怖い話、不気味な話、愉快な話、考えさせられる話が17人の作家によって綴られた短編集。 訳が分かりやすく、非常に読みやすい。鬼気迫る戦争の話はリアルでとても、考えさせられる。児童書の棚より。戦争で困っている子供に向けチャリティーのために17人の作家が集い作成した一冊。アンソロジー?競合作品集?前半は幽霊や不思議な家具などのファンタジー色の強い作品、後半はコミカルで楽しい作品を中心にしていた。どちらの作品群もぞっとしたり、くすくす笑ったり、戦争について考えさせられたりした。2019/05/14

グーグー

5
17人の児童文学の作家による短編と詩を集めた本。ゾッとする話、ニヤリと笑ってしまう話、ほろりとする話が詰まっていて、面白かった。作家たちの他の作品も紹介もされていた。読みたい本がまた増えちゃったなあ。2020/09/05

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