内容説明
すべては一人の女性の自殺から始まった…敏腕経済記者、正義感あふれる会計士そして謎のBIS老人が、銀行と建設会社の癒着に渦巻く策謀の数々を解き明かす。ノンストップ経済ミステリーノベル!第1回ダイヤモンド経済小説大賞・優秀賞。
著者等紹介
汐見薫[シオミカオル]
東京都出身。東京外国語大学ドイツ語学科卒業後、外資系銀行に入行。その後、国内企業にて銀行業務に従事。現在は都内の私立中学・高等学校に勤務。「黒い服の未亡人」で第1回北区内田康夫ミステリー文学賞大賞受賞。「異人館の夜」で第1回日本文芸家クラブ三都文学賞佳作入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムチ
28
内容は、テーマはいいんだけれど装丁がだめ。これって、中ボーの青春小説でしょう。おまけにこの題名って?!「何が」白い手なんだろうって笑ってしまう。のっけからの墜落事故死・・殺人?自殺に見せかけた偽装?のなし崩しで展開していく。いまどき「監査法人」なんてプロの汚職屋と紙一重っていう考えもあるし、広瀬が山室老人と突き詰めていく不正融資も清張物を読んだ記憶からすると生ぬるくってサスペンス臭が感じられない。結局、幸田氏は何を絶賛したんかいなって考えつつ、ダイヤモンド経済小説大賞ってこんなレベルかなと鼻白んで終わり。2014/07/25
あるひ
2
金融のこと全然わからなくて登場人物も多くて入り込むのに時間がかかった。半分超えてからは一気に。うん。おもしろかった。でもチョット好みと違ったかな。
hunadai
1
再読。面白い。BIS老人が何者なのかという事も気になった。2014/01/11
tomotaro
0
題名と表紙で2サス風の愛憎ドラマかと思ってたら骨太の企業ドラマだった。それぞれの会社の登場人物がわかりやすく正義の人で中央の悪役を周りから一気に追い込みをかけて解決をみた感じ。いい人が実は悪かったというようなフェイントもなくいい気分で読み終えました。内容的はかなり小難しいがわかりやすかった。重役夫人の世界は昼ドラ調で大変そうだわ。2016/02/15
水さん
0
料亭は、政治と経済の中心なんだね。2013/08/04
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