出版社内容情報
複雑系現象って何が複雑なんだろう。確率モデルでアプローチすると,複雑な中に何かが見えてくる。確率モデルを基本から解説。
内容説明
モデル思考で複雑系現象を探る。森林火災の広がり、浸透、伝染病の伝播、がん細胞の増殖、酔歩、投票行動―。複雑系現象って何が複雑なんだろう。確率モデルでアプローチしていくと、複雑な中に何かが見えてくる。
目次
第1章 パーコレーションのモデル
第2章 分岐過程
第3章 ランダムウォーク
第4章 無限粒子系
第5章 その他のモデル
第6章 今後の展望―コンタクトプロセスを例に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
53
#説明歌 確率の模型複雑系科学浸透分岐酔歩伝染 グーチョキパ三状態の遷移足す逆向き一つ過渡現象有 拡散律速凝集形種隣接酔歩増殖相似構造2016/05/22
galoisbaobab
5
さらっと読める割には意外と難しいことが書いってあってわかったつもりになってしまう感じの本。ランダムとシンプルなルールで記述されるモデルなのに、次元が変わると事情も変わるし、こんなん数学的に証明されていないの?っていう面白い分野なのね、というビックリ感。2015/07/08
HoneyBear
2
すごく面白い。いろいろな場面で応用したくなる。