内容説明
広告資料120点と洒脱な文章で綴る広告史エッセー。
目次
江戸広告事始め(江戸のなぞなぞ看板;戯作者は江戸の広告仕掛人;江戸にもあった情報誌;見世物による人寄せ;スターがしゃべるコマーシャル ほか)
和洋折衷明治の広告(最後の浮世絵師たち;移動マーケット北前船が運んだ広告;ブームになった温泉旅行;おまけの元祖・売薬版画;近代日本を作るため・内国勧業博覧会 ほか)
大正ベル・エポックの広告(見つかった現存最古のPR用フィルム;広告に見る大正ロマン;リアルな情報伝達手段だった絵はがき;庶民のメディア・チラシ;伝票・価格表が語る物価変遷史)
昭和モダニズムからプロパガンダへ(金融恐慌から戦争へ;デザイナー集団に見る昭和初期の広告事情;日本初の国際的デザイナー、ムネ・サトミ;遊びからの広告;広告の中の女性史 ほか)