内容説明
マーケティングとは、顧客の獲得と維持という企業の基本目的のために企業活動のすべてを統合することであり、したがってそれは、単に財務、製造など多くの企業機能の中の一つではなく、経営そのものである、ということを中心としたマーケティングの基本原理を宣言し、多大な評判を呼んだ名著の新版。
目次
1 なぜ顧客はいつも不満を残すのか
2 変化を先取りし、変化を創造する―これが戦略だ
3 経営者の近親眼が悲劇を招く
4 短期戦術と長期計画の関係
5 マーケティングR&Dの勧め
6 会社を永続させる未来計画の進め方
7 未来思考のフレームワーク
8 マーケティング開発部門はどうあるべきか
9 市場調査のどこに問題があるか
10 芸のない類似性に落ち込む製品広告
11 求心的マーケティングの時代
著者等紹介
レビット,セオドア[レビット,セオドア][Levitt,Theodore]
1955年、Innovation in Marketing(邦訳『マーケティングの革新』ダイヤモンド社、1983年)を上梓。1959年、ハーバード・ビジネス・スクールの講師となる。1960年、歴史的名論文“Marketing Myopia”(「マーケティング近視眼」)を『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に発表。1962年、「アメリカ経営学会賞」を受賞。1965年、ハーバード・ビジネス・スクールにおいて、エドワード・W・カーター寄付講座教授、ならびに『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の編集長となる。1970年、「マーケティング・マン・オブ・ザ・イヤー」として「チャールズ・コーリッジ・パーリン賞」を受賞。1976年、「ジョージ・ギャラップ賞」を受賞。1978年、米国マーケティング協会の「ポール・D・コンバース賞」を受賞。1989年、国際経営会議(IMC)の「ウィリアム・M・マックフリーリー賞」を受賞
土岐坤[トキマモル]
1920年愛媛県松山市に生まれる。松山高商(今の松山大学)を経て、東北大学文学部哲学科卒。MRIグループ総括顧問、(社)社会開発研究所常務理事、経営コンサルタント専門会社(株)土岐コーポレーション代表取締役などを歴任。1999年7月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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