真の顧客志向を生むプロダクトアウト戦略

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真の顧客志向を生むプロダクトアウト戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478374191
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C2034

出版社内容情報

顧客の声に従うほど、横並び商品を開発し、価格競争に陥ってしまう。今こそ、自社の強みを生かしたプロダクトアウトが求められる。

内容説明

マーケットインだけでは勝てない。「自社にしかできないこと」をやれ。

目次

プロローグ 顧客絶対主義が会社をダメにする
第1章 マーケットインだけでは勝てない―「真のプロダクトアウト」とは何か
第2章 「真のプロダクトアウト」で顧客をリードせよ―日本企業の夢を終わらせないために
第3章 成熟化時代を勝ち抜くイノベーション―市場を振り出しに戻す企業戦略
第4章 アライアンスで時間を買え!―プロダクトアウトを実現する戦略提携
第5章 「真のプロダクトアウト」の条件―3W+2Hの中に答えがある
エピローグ 今、日本に求められるプロダクトアウトの志

著者等紹介

伊藤修[イトウオサム]
1958年生まれ。株式会社日本総合研究所技術戦略クラスター主席研究員。東京大学工学部卒業。マサチューセッツ工科大学大学院修了。東京大学工学博士。松下電器産業(株)情報通信研究センター・特別開発室長、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在に至る。R&D、マーケティング、新製品開発、新規事業、戦略提携、社内ベンチャーなど、技術と経営戦略に関わる分野のコンサルティングに従事。東京大学大学院講師を兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mura_ユル活動

7
2003年の著。成熟した社会・業界においては、顧客の立場から発想しようという「マーケットイン」や顧客を選別することまで行う「顧客志向」だけではだめだと。ある理由から「自社ありき」に、「自社起点」で。戦略的なイノベーションが必要。このイノベーションはすべての企業を一度平場に戻すため。アライアンスの話も。日本のアウトソーシングもまだ、自前主義の延長。会社の「得意」と「強み」は違う。もともとの会社のDNAに立ち返ることも。再読したい。2012/12/30

ぎちお

1
難解な解説。図表も簡略すぎてよく分からなかった。御用聞きの営業ではなく、自社の強みを活かしたビジネスモデルの提案が大切と言うメッセージか。 2003年の段階で今のVUCA時代について言い当てている先見性はとてもすごいと思いました。2020/09/26

yk

1
客のいいなりにならずに、自社の得意な部分ではなく自社の強い部分で勝負するってのがよかったな。2011/06/02

しまちゃん

0
プロローグでの「顧客絶対主義が会社をダメにする」という刺激的な内容から始まる。「自社にしかできないこと」=「真のプロダクトアウト」ということから、「顧客のニーズ」と「自社の強み」との間にある矛盾をいかに解決するか、「マーケットインとプロダクトアウトの矛盾」をどのように解決するかを事例や図を盛り込みながら書かれていて良かったです。 「真のプロダクトアウト」が「効果」を重んじていて、革新は常に「非効率」から生まれるという部分は、なるほどと思いました。2011/10/03

nutts

0
「成長」と「安定」。対立する価値観のどちらが自分にしっくり来るか?その腹を括った上で、これからの資本主義で求められる原理はどちらで、その場合、どんな競争に巻き込まれる未来を描けるのか、を問われる。どちらでも、実は結構しんどい。2010/10/07

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