出版社内容情報
テクノロジーとグローバル化の進展はサプライチェーンに基づいたビジネスの流れを変えた。バリューチェーンの変化を戦略に組み込むためのアイデアを示す。
内容説明
一つの製品が消費者の手にわたるまでに、多くのビジネスプロセスを通る。研究開発、調達、生産、マーケティング、流通、アフターサービスといった一連の流れは、言い換えると、それぞれの工程ごとに付加価値が追加されていく過程でもある。これがバリューチェーンで、企業の競争戦略上きわめて重要な役割を果たすものだ。消費者は製品の価値を総合的にとらえるから、その価値の多寡が企業にとっては差別化のポイントとなる。企業は価値の実現に向けて、バリューチェーン上に、より高い付加価値をつけようとするのである。ところが、情報化とグローバル化の波が、これまでのオペレーションの方法、サプライヤーや顧客との関係を大きく変化させた。バリューチェーンの進化を組み込んだ戦略構築のための、さまざまなアイデアを紹介したのが本書である。
目次
第1章 価値付加型から価値創造型企業への変革
第2章 「リーン企業体」による価値創造
第3章 モジュール化が生み出すイノベーション
第4章 クライスラーのアメリカ式「系列」
第5章 メーカーと小売企業の信頼の関係
第6章 商品特性に合わせたサプライチェーン設計
第7章 ディーラーをパートナーにする方法
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